人生

やっていきましょう

37日目

失敗した。読書は2時間と指定するべきではなかった。時間で測ってしまうと、本の中身より時間に気を取られてしまう。ノルマをこなすことが最優先になり、本を咀嚼し味わう余裕がなくなってしまう。したがって本はノルマを指定しない。するとしても合計的な冊数や期限で測るべきだ。

数で管理すべきものと、そうでないものがある。たとえば筋トレや日中はゲームしないという目標は数で管理することに向いている。筋トレはバーピー15回を1セットとして1日3セット、ゲームは18時までしないというように目標を数値化できる。そこに障害はない。だが読書や創作は数で管理することはできない。何を読むか、何を書くかは連続性のない不確かなものだ。

確かにこれらは数で管理できる面もある。前述した通りだ。だが時間でノルマを設定するのはやはりナンセンスだ。創作に2時間、読書に2時間、これらは目標の達成に何ら寄与しないどころか、かえって害になる。やるなら8月までに創作を1本仕上げるとか、9月までには10冊読むとかにすればいい。そうすれば目標を数値化することが生きてくる。数は習慣の管理や効率化に向いているが、動機や意思を生まない。何を数で管理して、何を管理しないかを逐一考える必要がある。今回、読書は時間管理に向いていないと判断した。本は読みたい時に読みたいだけ読むというのが一番だ。

しかし怠惰の問題からそもそも改善を求めた背景があるから、数で管理することが不要であるとも言えない。やはり配分の問題だ。根本的な解決にはなっていないが、幸い図書館に行けば3時間は読書に集中できる。動機は数値の達成ではなく純粋な好奇心からだが、結果として数値的にも優れた目標を達成できているという好循環にある。だから極力図書館に行くしかない。