人生

やっていきましょう

76日目

文法も2周目に入り、あれほど焦って解けなかった問題も難なく解けるようになってきた。40問1セットで10回分あるが、解いて採点したらコンスタントに8割取れていて驚いた。僅かだが実力を感じる。文法はこの調子で進めていけばいいと思う。

反省点もある。解けなかった問題は大抵が語彙だった。特にatやontoといった前置詞4択問題は間違えやすい。解答の根拠はイディオムになるが、自分はその知識を欠いていた。少し対策が必要だ。

また単語の復習が疎かになっていた。1週間1500語に触れなかった。そろそろ復習がしたい。文法の語彙問題にはかなり対処できるようになってきたが、単語帳で見た単語が出た時意味を思い出せず間違えたことが何度かあった。やはり復習は重要だ。この土日でなんとかしたい。

 

リーディングとリスニングの対策に不安がある。まだ何も触れていない。リスニングはシャドーイングとディクテーションで対処するとして、リーディングについて確かな勉強法が分からないというのは危険だ。今まで目を背けてきたが、そろそろ対策を練る必要がある。

現在自分が抱えている情報を整理すると、以下の通りになる。リーディングはまず二つの作業に分類される。ひとつは読解、もうひとつは解答だ。読解にはスキミングとスキャニングという方法がある。解答には消去法や典型的な問われ方、間違いのパターン把握などがある。

スキミングとは細部は読まず表面だけざっと読んで本文や段落が何について書かれているかを理解することだ。例えばこれは誰が誰に向けたメールで、いつ何の用途で送られたものか、といった情報を読みながら軽く確認する。そうすることで問題の全体像が薄っすらと見えてくる。

スキャニングはその逆で、細部に注力して読むことだ。しかしただ詳細に読むのではなく当たりをつけて読むやり方だ。たとえば上司が部下に送ったメールで上司が部下に何を求めているのかという設問があったとき、上司の願望表現だけを本文から探し出してその他一切の情報は無視する。そうすれば読解にかかる時間を短縮でき、解に最短距離で到達できる。

解答のテクニックについては忘れてしまった。消去法は言うまでもなく解答の根拠が分からなくても他の選択肢が誤りである根拠を示すことができればそれを選ぶというものだが、問われ方や誤りのパターンについてはうろ覚えでよく分からないので後日言及する。

自分はこれらの知識を知識としては知っていたが運用するとなるとまったく記憶が欠落して特に意識もしないまま本番に取り組んでしまった。こういうのを古今東西ではバカと呼んで茶化したものである。言わば他を圧倒するクリティカルな武器を持ちながら家にそれを忘れて来たようなものだ。本番で運用できない知識は意味がない。いつでも運用できるレベルになるまで何度も型を練習する必要がある。

他にも懸念がある。読解のスピードや分からない単語に遭遇した時の対処法だ。それからパートごとの解き方。対策。これらは極めて重要な問題であり早急の解決が求められる。

リーディングの勉強法に関する指針はいずれ早いうちにはっきりとさせたい。試験まで1ヶ月しかなく、あまりダラダラとしてはいられない。