人生

やっていきましょう

204日目

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今日から活動を開始する。制作を行うに際してまず何をどうするか、という状況を確認する必要がある。そのため今日は2つの点について確認する。まずはGBStudioと歩行グラフィックの動作について。次にGBStudio上で動く素材を描くためのソフトについて。

 

まずは歩行グラフィックについて考える。

歩行グラフィックはRPGツクールやウディタでも利用していた。だがそのすべてが外からインポートしたものであり、純粋にその仕組みについて検討することがなかった。そこで今回は「歩行グラフィックとは何か」ということを自分なりに考え、どうすれば歩行グラフィックを作ることができるのかを考えたい。

そもそも歩行グラフィックとは何だろうか。歩行グラフィックとはゲーム上のキャラクターの「動作」を演出することを目的として作られる。そのため歩行グラフィックを理解するためには、動作をどのように演出することができるか、ということを考えなければならない。

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4方向の移動に関する最も単純な動作は6つの絵で表現できる。これはGBStudioのサンプルゲームに付随していた素材だ。前向きで2枚、後ろ向きで2枚、右向きで2枚、左はエンジンの方でそれを反転させる。2枚のうち、前向きと後ろ向きは左右に反転させるだけで良い。これで動作になる。右向きの場合だけ足の位置の工夫がいる。

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こちらは8方向に関する素材だ。ウディタの初期素材から引用した。だがここでは方向ではなく動作に注目する。先ほどの素材ではA→B→A→B・・・と、2つの絵を交互に貼り出すことで動作を演出していた。だがこちらではAとBの他に更にCが加わり、A→B→C→B→A→B→・・・という動作になっている。これにより、キャラクターのリアルな動きが可能となっている。

とはいえ今の自分にはここまでやる技術も気力はない。3*8で24枚の絵を描くよりも、2*3で6枚の絵を描く方が取っ掛かりが良い。そのため以降はこちらの動きの再現に専念する。

 

素材制作に関して次に重要なのはソフトだ。自分は絵に関して全く理解がないが、現在作られているドット絵の多くがペイントで作られているわけではないということは何となく察している。ペイントは無料で容易だが、実際35年以上も前のソフトであり、あまり効率的な描写は望めない。それでどのソフトを利用すべきかということを考えた。

候補に挙がったのは「Aseprite」というソフトだ。これはドット絵ゲームの素材を描くソフトとしてはかなり有名なものであり、評価もそれだけ高いものとなっている。その理由のひとつに、このソフトがドット絵アニメーションに特化したものであるということが挙げられる。だがこのソフトは有料であり、Steamで購入するにしてもだいたい1,500円はかかる。そこで足が止まる。思いつきで1500円無駄にして良いのだろうか。それに、たかがGB用のドット絵を描くためにそんなソフトを買う意味があるのか。

こうしたことを考えることは一番愚かなことだ。使わないにしろ、とにかく買えばいい。買って全くプレーしていないゲームと同じだ。Kenshiは3500円もしたが、終わらせるのが嫌だという理由で全くプレーしていない。それを思えば1500円は安いものだ。それに1500円といえば本一冊の価格に等しい。それに見合うだけの本は図書館で十分に読んでいる。

とはいえ最後の躓き、本当にこのソフトが扱いやすいのかという点は踏ん切りがつかない。幸い体験版があるようなので使い勝手を確認する(https://www.aseprite.org/trial/)。保存はできないようだが、操作を確認したいだけなので問題ないように思う。今日は動作の確認をして明日には決断したい。