人生

やっていきましょう

354日目

ネットに書いた昔の記録を2つ掘り出して当時を振り返った。1つはちょうど1年くらい前のものでもうひとつは数か月前のものを選んだ。

1年前の記録は見るに堪えないものだった。今までのすべてが崩れ去っている状況で、精神が混乱状態にあり、自殺するしかないとしか思えない状態だった。そうした精神の苦痛が呪詛のように延々とつづられていた。ただ唯一、他責に回るわけでも、何かの都合の良い解釈に逃れようとはしなかった点は評価できる。当時は自己責任という不都合な現実をひたすら正面から受け止めようとしていた。

もうひとつは、それから10か月ほど経ってから当時を振り返った記録だ。この1年間、自分は認識を改めて立ち上がろうとしてきた、ということが書き連ねてあった。こちらの記録は今の自分にも受け入れやすかった。精神がほとんど安定していて、思考がはっきりしている。ただ自分の感情に素直になれていない。とにかく立ち上がることに躍起になっていて、自分は頑張っていると思い込もうとしている。

今の自分はどう位置づけられるか。実際のところ2つ目の記録のころと大して変わっていない。過去は事実だ。その過程を経て今がある。だが当時ほどに頑張ろうとはしていない。気力がまったく沸いてこない。

今は最低限、取り組むべき課題だけに取り組んでいる。だが去年のTOEICやAOE2の時ほどの熱量をあまり感じない。ただ作業を淡々とこなしているだけだ。これが良いことなのかは分からない。冷静な判断が下せているという点では申し分ない。だが幸福かといえばウソになる。感情が平坦になり、幸福感を覚えにくくなっている。それゆえに落ち込むことはないが、喜びが少ないというのは、少し寂しい気もする。