人生

やっていきましょう

455日目

悲観的な思考を止めるために運動への没入が加速して、今では軽い事実の忘却状態にある。疲労が安心感を生み、悲観に流される余地があまりなくなる。疲労という明確な事実によって、自分の置かれた状況の不条理さが見えなくなる。最近ではこの安定を得るために進んで運動を繰り返している。

運動をしている間は現実に対する没入の感覚に襲われる。それまでの曖昧さに反して、意識がブレることなくただ一点に定まる。意識の焦点が定まることに慣れてきたら、様々なことに応用できる。目標設定と観察が明確になる。走るペースを調整し体力を温存することができる。意識の中で風景が、音が、肌に感じる熱風が、パーツのまとまりとして理解される。部屋にいるときよりも思索がうまく回る。

意識の焦点が定まるという感覚を、自分は強く求めている。この感覚を自分のものにできたら、自分は強く生きることができるはずだ。この感覚を取り戻し始めたのは生活習慣が改善され、毎日運動をするようになってからだ。この2つは今後も維持していきたい。

意識の焦点を定めることが自分に利すると分かった以上、自分が目指すべき目標が明確になった。今後は意識の焦点を定めるためにできることを優先的に考えていきたい。