自分は困難を回避するための言い訳として精神面や過去のトラウマの問題を俎上に載せている。これらは都合が良いことに答えの出る問題ではないから、難しい難しいと頭を抱えるポーズだけをして記録にでも書いておけば、それだけで溜飲が下がり何かをやった気になって安心する。だが結局言及するだけで自分は何もやらないのだ。その事実を確認した方がいい。
関心がないというのは、関心を持つ努力を怠った結果が現在まで維持されているということだ。そう考えれば意欲や自己欺瞞などといった曖昧な言葉ではなく、何が関心を阻害している要因で、とりわけどれが修正可能な要因であるかを特定し、実際に改善の努力を行い、その結果に対するフィードバックを自ら行うべきではないのか。そこまで自分は精査したのか。
精査してすべてがうまくいくわけではない。だからといって今の現状に甘んじていても結局は何も変わらない。何も変わらないということは残酷で、おそらく誰からも助けてもらえないまま5年、10年という歳月が流れるだろう。既に1年が経過している。どこかで自分を変えなければならない。
