2章の制作に取り組んでいるが、思ったほどには問題点が多くなかった。根幹となる部分は数年前に完成されており、あとは台詞の言い回しを修正するだけだった。
以前から言及しているが、ギミック部分の完成度に比べ、台詞の質は明らかに程度が悪かった。4.5年前に書いた自分の台詞は、どこか自分のことしか考えていない身勝手な印象を与え、それをプレーする人間のことを何も考えていないようだった。
具体的には、方向性がはっきりしておらず、話のすべてがよく分からないという点が問題だった。結局何をして、どうすれば良いのかという点が曖昧だった。意地悪くそう狙っていたというよりは、当時は自分でもどうしたらいいか分かっていなかったようだ。
今回自分が話に追加したのは、なぜ自分たちがこの場所に来たのか、ここに来て何をすればいいのか、その結果話はどう進んでいくのか、という話の根幹部を演出するシーンだ。これらを前面に押し出し、それ以外の細かい部分は主要なストーリーから外し、NPCに語らせるという手法を取った。そうすることで、話が面倒な人間は簡単なストーリーに集中し、物好きは勝手に探るというようになる。
これは今後の修正にも生かせるやり方だ。メインストーリーは明確に、細かい部分は隠れた場所に置く。これからはこのようにゲームのストーリーや台詞を修正していきたい。
