人生

やっていきましょう

569日目

誰とも会話せずに同じ問題について何日も考えていると頭がおかしくなる。思考が自分の言葉で埋め尽くされ、何を考えても既視感を覚えてしまう。

その既視感は失敗の既視感だ。思考に行き詰まり堂々巡りしたものばかりが何度も遭遇する。これは偶然ではなく、自分の頭の中で同じ思考のループが起こりやすい連想の形が既に整備されているということだ。

自分が明確な目的意識や場所感覚を持っていないと、自覚を持たないままこの強固な既視感を再現し、ただ反復するだけになってしまう。自分が悩んでいるときは大体このような状態にある。

思考のループを壊し既視感を打破するためには、常に新しい情報をキャッチし自分の中に取り入れる必要があるように思う。それもただ闇雲に取り入れるのではなく、自分が今何を必要としているか、そしてこれから何を取り入れるかをよく定めてから吸収する。