人生

やっていきましょう

573日目

Kenshiが頻繁にクラッシュするので確認してみたらいつの間にか軽量化MODが外れていた。再び適用させてゲームを起動したら、今度はクラッシュしなくなった。

今日は一日中歩き回っていた。スワンプ南部のアジトで賞金首のレッドサーベルの首領を攫い、そのまま南に出て南ウェットランドに向かった。追って来るレッドサーベルの一味を振り切ってクラウンステディの街に入り、首領を警察に突き出して報酬10,000キャットを得た。

それから酒場に寄って話を聞いて回っていると、どういうわけか勝手に仲間に入ってきたNPCがいたのでそのまま仲間にした(おそらくユニークNPCだろう)。

その後奴隷商の一団が街に入り首領に枷をかけて連れて行ったので、どうなるか見ものだったからパーティから自分とモリーと新しい仲間(リドリィ)の3人を奴隷商に追従させた。

奴隷商が向かった先はフック南部の奴隷の農地だった。レッドサーベルの首領はそのまま商店に連行され、15,000キャットで売られることになった。買い戻しても仲間にできる訳ではなくそのまま逃げられるので放置することにした。

しばらく過ごしていると農場に居を構える貴族の護衛隊に因縁をつけられたので、夜中にモリーを向かわせて貴族の居住地に侵入した。護衛隊をすべて気絶状態にして、貴族の武器から服に至るまで所有物の全てを奪って、そのまま農場を後にした。

クラウンステディに戻ってからはパーティ全員で北西のクレーター付近に向かった。

ここで自分は死にかけた。クレーター付近に生息するビークシングの群れに襲われた。ビークシングは移動速度が異常に早く火力がとても高い。自分のパーティを一斉に目標に向けて移動させるとき、大抵足の速いメンバーは遥か先に行き、足の遅いメンバーは取り残される。その足の遅いメンバーに向かってビークシング4,5体が一斉に襲いかかる。どうにか足の速いパーティを戻して倒すことができても、その後にすぐビークシングが2,3体やってくる。

それでも奇跡的にパーティは崩れなかった。新入りを除いた11体のメンバーは皆、北西の人喰い人種であるカニバルの大軍勢と戦い力をつけていた。それに加えて薬と食糧を大量に抱えていたことで、チームが離れなければどうにか勝てるという状態にあった。

その後遺跡を発見したので、チームを篝火に残してモリー単体で偵察に向かわせた。遺跡外部にはビークシングの群れが、そして中には機械スパイダーが複数いた。

この機械スパイダーが問題だった。火力がビークシングの比ではなく、一発でも当たれば大ダメージを受けることになる。自分はここでビークシングと機械スパイダーを戦わせる作戦を立てたが、つまらない部分で操作を誤り、モリーは意識不明の状態になった。

この重傷のモリーを救出するために自分を向かわせた。これには成功したがモリーの意識が戻らず、待っているのも面倒なのでそのまま自分が遺跡内部の調査を行った。だが今度はそこで自分が負傷し意識不明になった。そこで今度は仲間のカンを向かわせ救助した。

この救助に時間をとられている間に篝火付近にビークシングが大量にやってきて、再び乱戦を行うことになった。ビークシングにやられて負傷した仲間が生きたまま食われていたので救出した。そんなことを繰り返しているうちに遺跡の調査が終わったので、とにかく一刻も早くクレーターから脱出することにした。

それから西の砂漠に出て方々を探索したが、この辺りにバーサーカーの村があったので少し休むことにした。このリーダーには賞金がかかっていたが、レッドサーベルの首領のようにあちらから襲ってきたわけでもなく腹を空かせていたようなので全員モリーで気絶させて、アイテム欄に食糧をプレゼントして去った。

その後北のステン砂漠に向かい周辺の建物を調べていたが、その道中に放浪者のキャンプがあったのでそちらに向かうことにした。だがその放浪者というのがバンド・オブ・ボーンズという戦闘集団で、自分達を侵入者と見做して攻撃してきた。しかし単体だけが襲いかかって後は何もしてこなかったので簡単に倒せてしまった。

モリーをキャンプの偵察に向かわせると恐れを知らないクマという名の賞金首がいたので、周囲のバンド・オブ・ボーンズを全員気絶させ、そのまま賞金首を攫った。

その後すぐ北のウェイステーションでしばらく休み、それからすぐ近くのアドマグという街に向かって賞金首を渡した。これも10,000キャットだった。そこで疲れたのでゲームは中断した。

こうして見ると、これだけでひとつのストーリーになりそうだと思った。Kenshiはただ単にプレーするだけでなく、ロールプレイも味わえるゲームだ。メインストーリーがほぼ全く存在しないため、自分の行動や選択次第でストーリーが変わっていく。

今回自分が行ったロールを見ると、自分の性格が分かって面白い。基本的に善人プレーで各地を冒険し賞金稼ぎを行っているが、自分に因縁をつけたり攻撃してきた相手には相応以上の報いを与え、それを見て楽しんでさえいる。しかしそれは必ずしも正当な事由でなく、気分や因縁に近いものがある。一言で言えば偽善者であり、先立って悪事を働く勇気がないくせに、怒らせると怖いというポーズをしている腰抜けだ(なぜかニコニコの実況者ではこうしたプレーをよく見かける)。

だがそういう、レッドサーベルやバンド・オブ・ボーンズのような「派閥」であると見なすとゲームとして面白いと思う。自分は数年前にホーリーネイションに因縁をつけられた腹いせで、上位審問官の2名をモリーに拉致させ対立派閥であるシェク王国に引き渡したりしていた。かと思えばシェクの女王の不遜な態度が気に入らないので、彼女のかなり強力な武器をモリーに奪わせたりした。似たような理由で連合都市の貴族や皇帝も被害に遭った。かと思えば、彼らに賞金首を渡したり、負傷した彼らの兵士を助けたりする。

派閥勢力の間に予測のつかない偽善者集団が割り込んで勢力を掻き乱すというのは面白い展開だ。これからどこに向かって行くかは分からないが、今後も同じように場を掻き乱していくだろう。