人生

やっていきましょう

623日目

後から振り返るのではなく、その時その状況で実践できなければ意味がない。自分は常に過去の失敗を後悔するばかりで、未来の自分が失敗しないよう準備をすることができていない。

この準備というものが自分の場合、現在この瞬間、あるいは限りなくそれに近い範囲で完結してしまっている。先を想定し、その想定を実現するための準備というものを自分は全く意識できていない。

この想定がないために、自分は現在を気ままに生きることしかできていない。記憶力が悪く、すぐに不安に襲われ、咄嗟の判断力が乏しいのは、実はこうした未来に対する計画性の無さが原因かもしれない。

先を見据えた準備を行うにはどうすればいいか。これはもう日頃からあらゆる場面で訓練する他ない。APEXではリングが閉じる前に次の優位地点を想定する。AOE2では確実に成功させたい基礎的な部分、例えば序盤の内政から領主の開発までを徹底し、しかしそこで完結せずに、それらが城主以降の戦いにおける先手と準備であると自覚する必要がある。

ゲームに限らず、例えば明日やることを今日のうちに定めておく。気ままにAPEXに流れるのではなく、その日やるべき開発をどこまで進めるかを考える。開発は雑な思いつきではなく、本心から実現させると自覚しなければならない。

一方でこれまで行ってきた生活習慣を復活させそのルーチンの達成を持続させることもまた、先のことを考える良い訓練になるかもしれない。走る、筋トレをする、記録をつける、早起きする、読書をするなど、初心に帰ってもう一度取り組んでみてもいいだろう。

とにかく物事を習慣づけるということが重要だ。はじめは意識的に取り組む必要があるが、慣れればそれほど苦にはならなくなる。

自分は本当の意味でイメージトレーニングというものの重要性を理解していなかった。それはなんとなく有用そうな何かではなく、未来に対する方針とプロセスを限りなく想定可能なものにして、その状況に陥ったときにいつでも再現できるようにしておくことに意義があるのだった。

この再現可能性をどこまで高められるかということに貪欲になる必要があり、それが達成できた日には自分は多くの状況に対して不安に陥らず、起こり得る未来に対して適切な判断を下すことができるようになるだろう。そのことを常に自覚し、日々努力する必要がある。