人生

やっていきましょう

636日目

創作を再開した。3章の冒頭で中断していたのでそこから作り始めた。

3章は全体的に見て完成されているが、ストーリーとしては一貫性がなく場面を切り貼りしただけのような印象を受けるので、方向性は残しつつ全体の改善を行うことにした。

冒頭部から次の街に行くまでのイベントを新たに追加したが、ここの出来には満足している。しばしば忘れがちになるが、創作はより「創作的」であっても良い。不自然さを取り除き現実的であることを追求するあまり面白さが半減するくらいなら、敢えて創作のテンプレに沿った展開を演出してもいいだろう。

創作のテンプレとは、たとえば悪役が主人公たちを襲うとき、悪事を行う背景や悪役の葛藤などを掘り下げたり当人の直接的な動機を難しく考えるのではなく、ただ単に因縁をふっかけて襲いかかり返り討ちに遭うという行為そのものの為に舞台に現れて去っていくようなキャラクターを演出するというようなことだ。

こうした茶番をこれまで自分は避けようとしてきたが、多少の浅はかさはあって然るべきだと考える。そうした方が面白く感じたからだ。3章はとくに創作らしさを意識した作りになっているので、度々このことを思い出す必要がある。