人生

やっていきましょう

729日目

シーズン9のスプリット1が終了した。あまり本腰を入れてプレーしてこなかったが、最終的にプラチナ3を維持して終わった。最終日はプラチナ2まで行こうと張り切っていたが失敗した。

ランクマッチを終えた感想だが、前シーズンよりは楽しめた。野良ダイヤに固執しなかったのでRPの増減にそれほどこだわらずにプレーできた。こうした状態でいられたことが成績の安定に繋がったと思う。RPを1つも減らしたくないとなると、戦闘を避けるようになり、なかなかキルポイントが稼げなかった。また戦闘が起きたら頭がパニックになりほとんど撃ち負けた。RPにこだわらない方が戦闘にも積極的になり、冷静さを保つことができていた。味方がゴールド帯かプラチナⅣか、デュオか初心者かということがあまり気にならず、良い意味でカジュアルのように戦いに臨むことができた。

以前何度か記録した記憶があるが、自分はどうしても何かを成し遂げようと必死になる必要はないのだ。必死になると、それが叶わぬことが受け入れられず自責を始めるからだ。本当はこんなはずではなく、自分はもっと上に行くべきなのだと思えば思うほど、焦りが生まれ、精神が不安定になり、失敗が増える。そうではなく、自分が目標を達成できないというこの状況こそ、今の自分の適性なのだと思うことだ。

自分はこれまで多くの失敗を積み重ねてきた。それは自分が望んだ結果ではないかもしれないが、自分の身に起きた事実である。自分がダイヤに行けないのは自分の適性がプラチナであるということを示している。1000時間以上もapexに時間を投じてそれでもプラチナを超えられないのも、自分の実力が現時点でそこまでの人間であるというの証左に他ならない。

だがそれを自責の理由にする必要が全くない。自分の失敗をもって自分の人格を否定することは、自分がそのように事実を解釈しているだけであって、事実そのものではない。失敗を理由に自分は生きている価値がないと評価しているにすぎない。事実は今期のスプリット1でプラチナ3を取得したということだけだ。

自分が以前から事実に注目せよと提言してきたのは、自分が解釈に振り回され過ぎているからだ。事実のみに注目し、自分の定めた目的に有利な方向に解釈を修正することができれば、失敗は人格否定の理由ではなく修正のヒントとなる。無論こうした安易なポジティブさを心理的に受け入れられる土壌が今の自分に無いことは確かだが、あらゆる問題に直面したとき、反射的に自らの人格否定を行い、何事にも挑戦を恐れるようになり、どうにもならない不安ばかりが増長しているという現状を鑑みれば、仮にもそれが詭弁であれ浅はかな茶番であれ、問題に対してポジティブに考えるということが有効であることを認めないわけにはいかない。

スプリット2も今期と同様、余裕をもってプレーしていきたい。ストレスがほとんど無かったという点でシーズン9のスプリット1は成功だった。