人生

やっていきましょう

745日目

自分がコミュニケーションを不得手とするのは、自分の思考形態が自己完結的であるためである。会話における関心の全ては、自分の主張の欠陥がどこにも存在しないかどうかであり、他者の見解はそのための自己批判の材料に過ぎない。自分の意識に他者が介入する度にこのような強迫に襲われる。

自分は他者の前で完璧でなければならないと思い込みすぎる。しかし実際はそのような強迫に襲われていれば必ずと言って良いほどミスを起こすのであり、結果多くの失敗を経験して完璧でない自己に失望し、ますます劣等感を募らせる。

会話において、自分が他者から完全に独立しているという意味で完璧である必要はない。むしろそうあろうとすることが会話不全を引き起こす。コミュニケーションとは自己と他者の交流である。自分の発言の欠陥ばかりを気にしていては他者と交流することはできない。

この問題については少し考えるところがある。後日またこの話題について記録する。