ゲームの新たなアイデアが浮かび、今日はそれをストーリーに組み込んだ。全体からすれば些細なことだが、それを加えたことによって話の展開に説得力が生まれたので、こうした修正は手間を惜しまず思い立った瞬間に行動すべきだと思った。
今回のアイデアは第三章において自分の所属する側の組織と目的を同じくする対抗勢力を用意するというものだ。彼らはストーリーの本筋にはあまり関係してこないが、ゲームを進めていくと度々出くわしてイベントに絡んでくる。
登場人物は必ずしも主人公の目的に対する直接的な協力者か妨害者である必要はない。勇者に対してなぜかヒントをくれるような物語に意を汲んだキャラクターでなく、主人公とはまったく無関係でありながらその存在によってプレイヤーに対して背景となる世界観を提示するようなキャラクターがあってもいいと考える。彼らの存在により、物語の説教くささや自演らしさが薄まるように思う。
