人生

やっていきましょう

754日目

apexをプレーしている時に最近意識していることを整理する。

まず被弾を避ける。被弾をすると回復しなければならなくなる。その際一時的に自分は離脱することになり人数不利で負けてしまう。だから自分はダメージを与えるよりも、極力ダメージを受けない立ち振る舞いを優先して行う必要がある。具体的には相手が自分に対して照準が合わさっていることを気づいた瞬間、遅くとも相手の銃撃を数発受けた瞬間には既に遮蔽物に隠れていることが意識できていると良い。

また味方が自分をカバーでき、自分が味方をカバーできる位置にポジションを取る。孤立していると安全に射撃したり回復することができず、仮に味方の射線が誰も通らず敵全員の射線が通る位置にいたらほぼ確実に集中砲火を食らって倒されてしまう。そのため出来るだけ味方を助け、味方が助けられる位置に自分はいる必要がある。ただし味方のカバーのために有利なポジションを捨てることになってしまったり、自分が味方のカバーの外に行ってでも詰めなければならない時がある。その時はその状況で何が優位されるべきかを考えてから行動する。基本的には味方の近くで行動し、離れるにしても根拠があり実現性のある判断であるなら、リスクを恐れず実行すべきである。明確な理由もなく離れることだけは避けなければならない。

攻める時は意表を突く。相手の意識が向いている方から攻めるよりも、意識の外から奇襲した方がダウンを取れる可能性が高まる。なぜなら意表を突いた時、相手はまずどこから銃撃を受けたのかを確認し、そこに向けて照準を合わせてから、ようやく応戦することができるからだ。そこには僅か1秒未満ほどの隙が生まれ、それだけの時間があればダウンは取れなくとも相手のシールドを割ることくらいはできる。

意表の突き方は様々だが、いずれも相手の予測を裏切るという点が重要である。一番自分がよく使うのは互いに足音を察知して今にも接敵するという瞬間に遮蔽物からスライディングジャンプで飛び出して着地後に反対方向に動きながら撃つというやり方である。相手はそのまま自分が遮蔽物から出てくるものと思い意識を遮蔽物に向けているので予測を裏切り隙を生み出せる。あるいは敵の足音に気づいたとき、一切の動きを停止して壁や角で待機し、敵が通り過ぎたら背後から銃撃するというやり方もよくやっている。いわゆるハイドと置きエイムというもので、これがなかなか有効である(ただし敵にブラッドハウンドが居たら死を覚悟する必要がある)。また相手の裏に周って銃撃し、注意が向いたら味方の側に逃げるということもよくやる。これは裏取りというものでランパートがするには不向きだが、以前シーラを使ったこの裏取りで1部隊を壊滅させたことがあるため、刺されば強力な戦術だ。

そして逃げる時は背後を意識する。自分がダメージを負って逃げているとき、敵はほぼ確実に総力をあげて詰めてくる。ここで自分はとにかく逃げることで頭がいっぱいになっているが、背を向けている相手ほど狙いやすいものはない。見ている側からすれば逃げる方向が予測しやすい。

そこで自分は生きるために逃げるのではなく、戦うために逃げるということを意識したい。敵がほぼ確実に詰めてくるということは、相手の動きが予測しやすいということでもある。そしてランパートの最大の強みは迎撃にある。相手が意気揚々と瀕死のランパートを詰めてきた時、遮蔽物の裏にバリケードを貼って急襲すれば、少なくとも一人の敵はダウンを取れる可能性がある。そこで自分が逃げ出した際、敵は味方の蘇生か自分を詰めるかの判断を迫られる。相手が蘇生に意識が向いたらこちらは回復でき、詰めてくるにしても前よりは人数が少ない上、ダウンされた味方がいる手前、遠くまで自分を追い回すことはない。そこで自分は回復を入れ、今度は自分が敵を詰めることができる。

最後にグレネードを使って戦局を有利な方向に導く。これは自分があまり意識できていないことだが、グレネードは敵と戦う上で極めて重要な役割を果たす。それは相手を移動させるということと、相手に回復をさせないということだ。敵のシールドを割って銃声が止んだらほぼ確実にその場にとどまってシールドを回復しているので、遮蔽物の裏側にグレネードを投げると相手はあまり回復できていないまま逃げることになる。グレネードを投げる位置を敵の真ん中ではなく左右に方向をつけたら、敵はその反対側に逃げるということが予測しやすくなり、エイムが合わせやすい。こうした利点が多くありながら自分はグレネードをほとんど持っていない。だから自分はグレネードを極力実践に活かすべきだと考える。

漁夫の利について書こうとも思ったが、未だに全力で逃げる以外の明確な対処方法が分かっていない。戦闘は素早く切り上げるという判断を必ずしも野良が共有しているわけではないからだ。これについては今後の課題として考えていく必要があるだろう。今は上記の判断を安定して行えるようにしたい。