人生

やっていきましょう

783日目

創作をしていると自分の理解の限界が見えてきて苦痛になる。自分が表現したい設定や背景を考えたとき、なんとなく言葉では言い表せても情報が有機的に繋がっているという感覚が得られず、断片的なものの見方を強いられている気分になる。そのため自分が誤りを含んだ情報を伝えているのではないかと常に不安になる。

自分が確信を持って表現できる範囲はせいぜい高校生が見聞し理解できるほどのものに過ぎない。理解の解像度が粗く、圧倒的な情報量に裏打ちされた重厚な世界観を演出する力量が自分にはない。また人間模様を深化して捉える技量も自分は持っていない。自分はいつまで経っても背伸びしてそれらを表現しようとして失敗を繰り返す青二才に過ぎない。

こうした状況が長く続いているのも自分が外部の情報を積極的に取り入れることをしないからだ。自分の中の情報は常に閉鎖的で、だからこそものの見方が変わることがない。やはり新たな情報は積極的に取り入れた方がいい。

そのための前提として、新しい情報を自分の中で咀嚼することを忘れないようにしたい。咀嚼というのは情報になんとなく触れるということではなく、自分の頭で正しく言語化し必要な時に自由に応用できるくらい理解度を高めた状態を維持するということである。