人生

やっていきましょう

802日目

昨日の続きになるが、場面転換を違和感なく行うためには自発的な提案よりも外部から目的を与えてやった方が違和感が減るということを改めて意識した。

例えば今日作ったシーンを例にあげると、味方グループ(モブ)が敵のアジトの捜索を主人公たちに依頼し、それを主人公が自発的に確認し、彼らがアジトを見つけ、ボスを見つけたので主人公が倒そうと提案し、重要アイテムを拾い、すべてが終わったので、味方グループの元に帰ろうとまたしても主人公が自発的に提案するという展開だったが、最後の部分に味方グループの応援がやってきて、ここは俺達が引き受けるから先に帰れ、というセリフを追加したことにより少しだけ違和感が減ることになった。

先日も言った気がするが、自発的な提案自体が問題なのではなく、自発的な提案が何の脈略もなく行われるから違和感が生まれるのだ。だから主人公の自発的な提案が行われるきっかけを与えてやると、その違和感はぐっと減ることになる。今回の場合、味方の応援が駆け付けたことで自分が味方グループの本部に戻る必然性が生まれている(ボスを倒したから帰るだけでは、やはり展開の必然性が弱いように思う)。

細かいことかもしれないが、こうした意識を忘れてはならないように思う。主観的な見方だとどうしても自分の思い付きにすべてを委ねてしまいがちになるが、主人公のアクションには基本的に何等かのきっかけが作用しなければならないということを覚えておく必要がある。