人生

やっていきましょう

905日目

クリプトに鞍替えしてからランクポイントの上昇が目覚ましい。ランパートの頃と比べると混戦による事故がほとんど無くなり、死因は終盤の撃ち合いを除けば初動死以外に無くなった。

チームの主導権が自分にあり、下手なミスをしなければ高確率で上位10位以内には入れるようになった。また自分の先導がうまくいけばキル/アシストを6ポイント稼ぐこともそう難しくはなかった。

何が強力かと言えばドローンに無限の可能性があるということである。ドローンを使えば攻撃の起点を生み出すことができ、他にも移動、避難、索敵、牽制、迎撃、足止めなどを行うことができる。

今回自分はクリプトの迎撃と足止め、そして移動について偶然にも効果的な戦術を見出した。非常に強力であり再現性のあるものなので、自分に定着させるつもりで記録に残すことにした。

まずは迎撃についてである。敵部隊と自分が接敵し自分たちが不利に追い込まれた時、敵が一斉に詰めてきた時を見計らってドローンでEMPリブートを発動させる。相手は咄嗟の迎撃に反応できずその場でシールドを巻こうとする、もしくは散り散りになるので、その機を狙って孤立した敵を真っ先にダウンさせる。

ただこれだけのことだが、これが思った以上に刺さる。特に勢いよく詰めてきたオクタンやレイスには効果的だ。移動系レジェンドはヒットアンドアウェイが得意だが、EMPの麻痺攻撃によりその動きを一瞬封じることができる。そのタイミングをよく見計らうだけで3キルアシストが降ってくる。

また足止めの戦術についても触れておく必要がある。足止めとはすなわち漁夫の利対策である。

フィールドには残り3部隊、自分たちと敵2チームがいる。敵は長物で様子を見ており、もうひとつのチームには1人しかいない。この時自分たちのチームは1人のチームに特攻しようとした。しかし先に手を出した方が不利になることは確実である。

味方が戦闘を起こすと案の定様子見していた部隊が詰めてきた。この時自分は味方と一緒に1人部隊と戦うのではなく、また1人部隊にEMPを飛ばすのでもなく、敢えて様子見していた漁夫の利狙いの部隊に向けてEMPを発動した。咄嗟の機転だったが、相手がシールドを巻いている間に1人部隊を排除することに成功した。これで1対1になったが、敵も焦っていたのか安易に突撃してきたので最後は簡単に勝つことができた。ここでもしEMPを使わなかったら自分たちのチームは負けていたかもしれない(味方にマスターバッジ2人の2PT、相手は1人部隊だったので足止めは不用だったかもしれないが)。

最後に移動について有効な手段がある。前述した通りEMPは相手の足止めに有効な技であると言える。これを利用して複数方向から射線が通る極めてリスキーな場所や敵の目の前を通らなければリング内に入れない場合に、適所EMPを発動させてシールドを巻いている間にリングに先入りする。そうすることで本来ならリング際で死んでいた不利な展開も状況次第では一気に優位な展開に持ち込むことができる。特に終盤8部隊などの混戦状態が典型である。

このときEMPばかりに気を取られてドローンで斥候を行うことを忘れてはならない。ドローンの優れている点は安全地帯から安全地帯までのルートを安全に観察することができるということである。そのためドローンでまずは周囲を見渡し、道中で戦闘が避けられない場合は攻めのEMP、避けられる場合は安全な経路を確保した上でピンでチームを先導し、必要ならばEMPで移動の時間を稼ぐ。

これだけのことができながらランパートよりも使用率が低いという現状が未だに理解できない。確かに戦闘に合流しづらい、EMPのタイミングが難しい、何をしたら良いか分かりにくいという弱みがあるが、それにしてもクリプトは過小評価されすぎている。