人生

やっていきましょう

908日目

クリプトを使い始めてからプラチナⅠに到達するのはそれほど難しいことではなかった。しかしここからまったくRPが増えなくなっている。

200RP増やしたその10分後に100RPが消えていることがよくある。その原因はすべて初動死である。味方が降下時に激戦区に向かって死ぬ。自分も続いてまもなく死ぬ。その間2分とかからない。気がついたら同じ死に方を何度も繰り返している。

これは自分にも原因がある。まず自ら激戦区を回避する努力を怠っている。常に自分がジャンプマスターとなれば事故は起こりにくいということを分かっていながら味方に譲る。それは自分の味方がほとんど2PTであり、彼らの計画に合わせた方がチーム全体としてはやりやすいだろうと考えてしまうからである。

しかし味方にジャンプマスターを譲って良い結果になった試しはない。反対に自分がジャンプマスターとなって悪い結果になったことは多くない。それらのことを踏まえるとジャンプマスターはできるだけ自分が取った方がいいと考えた。

次に味方を見捨てないのも悪い。味方1人がダウンを取られて自分と味方1人が生き残っている場合、基本的に自分はその場に残って戦ってしまう。1人倒れたら即座に撤退することが生存の可能性を最も高めるということを理解しているが、味方が自分のピンに従って撤退してくれたことがほとんどないためである。

味方の大半は仲良し二人組であり、相方が1人死ぬと自分も後を追って死ぬことがほぼ確定している。そのため初めから死ぬ気で味方の動きに合わせてカバーを入れることが最も勝率を高めることになる。彼らの近くにいれば1人ダウンされても敵の負傷具合では逆転することもあ得る。

しかしそうなると自分が戦闘で死ぬ割合も跳ね上がる。彼らは撤退するということを知らないので、いかなる状況であれ死ぬまで戦う。それに合わせることが最も勝算があるのでリスクを背負って戦闘に臨む。しかし負けるのはいつも自分のチームである。

本当は逃げた方がいい。しかし味方が倒れて毎回逃げていると、毎回15〜20分の間自分がコソコソ隠れることになる。その時間が本当に苦しい。確かにそうすれば自分だけはRPが減らないかもしれないが、その試合を無事に隠れて乗り切ったところで次の試合にもゴールド帯とプラチナⅣのセットが味方に来ることは明らかであり、20分の努力が一瞬にして崩れ去ることは容易に想像がつく。

だから自分は初めから戦う。極力逃げず最後の1人になっても味方と戦うことを選ぶ。ただし死にやすい問題についてはしっかりと対策を考える。

まずは基本的に味方と戦う。不利な状況であれ極力味方の近くで戦う。しかし本当に勝ち目の無い状況になることが確実に予見できる場合、例えば1つの部隊と戦っている時に別部隊が攻撃してきたとき、戦闘が終わった直後に漁夫の利狙いがやって来ることが分かっている時などは、自分がピンを指して味方に構わず全力で逃走を図る。当然逃げながらカバーも入れるが、それでも無視して留まり続けるようであれば見捨てる(ただしバナー回収だけはしっかり行う)。

戦闘で弱気にならず、しかし退くべき状況では退くということを徹底することで、自分は味方と連携しまた時には味方を見捨てる。それが味方に左右されずRPを減らさない最も手堅く妥当な手段であると考える。

プラチナ帯は苦しい。本当に心が折れそうになる。しかしそうした不条理に揉まれて自分の判断力も成長してきたと感じる。味方のせいにするのは容易いが、目先の結果ではなくその時自分ができたベストな行動がとれていたかを考えた方がいい。