3つ目のサブクエストの開発に着手した。先日記録したことを念頭に、内容を簡単かつ短いものにしようと考えた。
事前に書き留めたメモと照らし合わせ、大体のものを作り上げた。街を救うために必要な機械の材料集めというのがこのクエストの要だが、この材料が全部で5つあり、ヒントを頼りに広いマップから探し出さなければならない。当初は何らかのストーリーを絡めて面白くしようと考えていたが、メインでやるわけでもないので省くことにした。単純にアイテムを集めるだけである。
それでは単につまらないものができるだけかもしれない。しかし自分はこう考えた。サブクエストはこれまでメインストーリーでは扱ってこなかった新たな表現を試す場として有効活用できる。現時点で自分の表現は行き詰まっている。ギャグにしろシリアスにしろ、今の調子で作り続けたらまた3章の焼き増しになる。だからこうしたどうでも良い場を活かして、新たな方向性を模索すべきである。
だとすれば、サブクエストはメインストーリーと同じ比重で作るべきではない。実験的な表現の模索であれば、あれこれ試行錯誤するよりも手当たり次第に作っていく方が適している。これまでも考えすぎて結局1ヶ月で完成していないのである。ならばここは敢えて雑に作って創作の可能性を広げた方が良い。
