人生

やっていきましょう

980日目

まぼろしお蝶を倒した。はじめて倒したボスだったが、相当に困難な相手だった。おそらく序盤で戦う相手ではなく、ある程度ストーリーを進めて戦うべき相手だったと思うが、どうにかしてうまく対処することができた。

sekiroほどチュートリアルを何度も繰り返し練習したゲームは無いだろう。死なずの半兵衛から弾き、連続弾きの練習、下段攻撃に対する踏みつけ、突きに対する受け身、ステップからの攻撃など、sekiroの根幹となる動きをひたすら練習した。まぼろしお蝶を倒せたのは、こうした練習の成果あってのことだろう。

このボスを倒してようやくsekiroの戦い方が理解できた気がする。相手の動きをよく観察し、敵がどの攻撃を仕掛けてくるか見極め、それぞれどのタイミングで反撃して良いのかを考え、体力を減らす際は被弾を抑えて最低限の攻撃を的確に、体幹ゲージを溜める際には弾きと攻撃をより積極的に行う。決して焦らず辛抱強く丁寧に戦う。そうすることがsekiroの強敵たちを倒す基礎であると確信した。

この後ストーリーに戻ってボスである鬼庭形部雅孝と戦ったが、まぼろしお蝶との戦いで培った基礎が刺さったのか簡単に倒すことができた。もちろんお蝶を倒したことで得た攻撃力の強化あってのものでもあるが、それを抜きにしても理不尽さは少なく、やはり初めに倒すべき相手はまぼろしお蝶ではなく鬼庭形部雅孝だったようだ。

しかし初めの段階で想定の先のボスを倒したというのは良い経験だった。おそらく十分に強化してから挑んだまぼろしお蝶では意味がなかった。回復が2つしかなく被弾の甘えが許されない状態だったからこそその経験はかけがえのないものになったと思う。