コントローラーを修理に配送してからApexをしない生活がずっと続いている。これはこれで良いものだ。他の関心に目を向けることができ、自分は別にapexをするために日々を生きている訳ではないということを思い出させてくれる。
先月から英単語の暗記に取り組んでいる。Apexをしていた頃は英語をすることにやりがいを見出せなかったが、現在は英語を覚えることが一種の精神安定に繋がっており、どこか満足している自分がいる。
勉強には勝ち負けというものがない。自分がどれだけ勉強しどれだけ怠けようが、その習熟度に応じた結果が自分に返ってくるだけである。だからプライドが死滅した人間にとってはある種気楽なものだ。勉強が上手くいかなくても元から自分は愚かであるから当然であり、だからこそのびのびと失敗し続けることができる。
勝ち負けのゲームに長らく浸かっていると、戦いに勝つことが人生の重要な意義となり、負け続けること、失敗することがどうにも受け入れ難くなってくる。負けを認められなくなり、他責や自責で苦しんでいく。それが嫌で英語に逃げている節がある。
明日コントローラーが戻ってくる。もし改めてApexをプレーするなら、ランクでさえあまり勝ち負けに拘らず、気楽にやろうと思う。
