人生

やっていきましょう

1044日目

これまでApexのストリーマーを何人も見てきたが、最近関心を持った配信者がいる。その配信者はかつて日本のApex界では最強プレイヤーの一人という位置付けだったが、今では期待されているほどの成績が出せておらず、結果としてアンチが増えてしまった配信者である。個人的には凋落したわけではなく、周りのレベルが上がったことが成績に繋がらない一因と見ているが、youtubeで目障りなほどに最強だなんだと宣伝文句をぶら下げていての現状であるから、アンチの気持ちも分からないわけではない。

しかしそうした苦しい状況の中でも根強いファンがいる。アンチからはキッズと言われるように、特に低年齢層にとってはヒーローのような存在であったようだ。Apexを始めて大抵最初に目にするストリーマーがこの人なので、彼らだけでなく自分にとって親しみがある。

同じようなストリーマーがアメリカにもいる。かつてApexの初の世界大会で優勝を果たし名声をほしいままにしたが、今では微妙な位置付けになり優勝一歩手前で敗れてしまう惜しいチームになった。これもまた凋落したわけではなく、プロ界隈のレベルが上がったことによるところが大きいが、日本では未だにその人気が健在で、最近になって元の会社は日本進出を戦略の要に置くようになった。

どちらも自分が好きな配信者だ。しかしそれは最強だからではなく、今では微妙な位置付けになってしまっているということが大きい。過去の人間でありながら、それでもしぶとく生き続けるというのはゲーム市場におけるApexの地位と重なるところがある。まさに彼らがApexを体現していると言っても過言ではない。