人生

やっていきましょう

1048日目

Apexの感覚を取り戻した。いくつかの問題点を改善してからある程度良い結果を残せており、反省の方向は間違っていなかったと思う。

まず第一に敵を目で追い続けることだ。自分の弾がまったく当たらない時は、大抵相手を目で追えていない。見るよりもまず撃っているので当たる弾も当たらない。そこでまずはしっかりと相手を見ることを意識した。

次に被弾を最小限に抑える努力をした。ダメージを一切受けないためには、常に遮蔽物に隠れる必要がある。そして攻撃の際には一瞬だけ顔を出し、相手が撃ち返してきたらすぐに攻撃を中断し隠れるようにした。これは中距離での撃ち合いに限らず1on1でも同様である。被弾せずダメージを与え続ければ相手はシールドを必ず巻く。そこに隙が生まれるので更に追い討ちをかける。

また味方が1人ダウンした時の立ち回りを見直した。これまでは味方がダウンしたらなりふり構わず味方の方向に走っていったが、それでほとんど勝てた試しがない。味方がダウンされた時、位置が有利で味方が一人生きていればまだ戦うが、味方が全滅したり位置が圧倒的に不利ならば逃げる選択をする。

更に極力孤立しないように立ち回りを見直した。戦闘時に裏をかいたり一人で有利なポジションを確保するよりも、味方の近くにいてすぐにカバーしに行ける位置にいた方がずっと良い。味方が撃っている敵にフォーカスを合わせれば、敵を瞬時に倒すことができる。

これらを自覚し改善したことで、前よりは死ななくなり、相手を倒すことができるようになった。反対に疲れてきてこれらが疎かになると死ぬようになった。細かい部分を意識して戦うのと、ぼんやりと戦うのとでは結果に雲泥の差がある。勝てなくなった時は一度自分の状態を振り返る必要がある。

ところでメンタル面での改善も図った。最近自分が陥っていた傾向は、停滞期にある人間の典型的な事例であったと言える。ランクマッチで上手くいかないことに腹を立て、画面に向かって罵詈雑言を吐き散らす(VCは付けていない)。イライラしながら次の試合に向かう。冷静さを失っているのですぐに失敗、悪口は更に激しくなる。何をやっても上手くいかず、連携を取らない味方のせいにしたがる。

半分は正しい。Apexの味方は必ずしも協力的ではない。ピンを刺さない人間がほとんどだと思った方が良い。しかし味方がすべて悪いわけではない。チームプレーの中で自分に果たせなかった課題もある。

まずは自分が冷静になることが重要である。目の前ばかりでなく360度を常に警戒する。敵が攻めてきても焦らず丁寧に対処する。

メンタルが死んでいる時、視野狭窄になって目の前のことしか見えなくなる。イライラと不安が同時に襲ってきて、敵が来たときに何も対処ができなくなる。そのくせ後から文句だけは次々と浮かんで来る。

メンタルが不安定になる原因はランクポイントにある。一回負けるだけで相当RPは失われる。だからこそつまらない負け方でポイントを減らしたくないと思う。そう考えれば考えるほど焦って失敗する。

そこでメンタルが不安定になるくらいなら負けても構わないと思うようにした。ランクだろうが何だろうが、自分が楽しむことを一番大事にした。ランクポイントの増減に一喜一憂して、自分は重要なことが何も見えなくなっている。

ランクポイントなど捨ててしまえば良い。自分の課題と向き合うことの方が重要である。そう考えてから、再び自分のペースを取り戻した。