人生

やっていきましょう

1060日目

従弟の告別式を済ませてきた。朝に会場に赴いて葬儀を済ませた後、火葬場に向かって焼却を待ち骨上げをした。これで一連の葬儀はすべて終えたことになる。

改めて振り返ると何から何まであまりに速かった。家族から訃報を聞いて、間もなく通夜の準備に向かい、式を終えたらすぐに帰って寝て、起きて告別式を済ませたと思ったらそのまま火葬を終えていた。

今日まで従弟と向き合うだけの余裕がなかった。時間もなければ体力もなかった。ただ自分がそこにいることの違和感を抑え、やるべきことをやるだけだった。未だに従弟が亡くなったということが信じられなかった。どこかにまだいてもおかしくないという言葉は小説やドラマの中だけの話かと思っていたが、本当にそう感じていた。

すべてを終えてから従弟が亡くなったことの実感がようやく湧いてきた。小さい頃を思い出すと少し悲しい思いがした。式場で遺品を見たが、当時とまったく変わっていないようだった。思いやりがあり、明るくまっすぐに育っていたように思った。

自分の中で感じたことをいくつか書こうかと思ったがやめた。自分の中でも未だに消化しきれていない。それに今はとにかく疲れている。しばらくしてからまた書こうかと思う。