人生

やっていきましょう

1092日目

今シーズンのランクマッチが楽しいかと言われれば微妙なところだが、少なくとも前よりはやりがいを感じている。ただキルを稼げば良いというゲームから、文字通り生存を賭けた戦いになったからだ。

これまでのapexは単なる撃ち合いゲームの延長にしか見えなかった。ランクでさえエイムが良ければ勝てるゲームであり、悪ければそれだけで負けが決まるようなゲームだった。

今シーズンは上位半分にならなければキルポイントがほとんど入らなくなった。これが意味することは、キル数にかかわらず、どこかで生存のための動きを意識しなければならなくなったということだ。

どれだけキルを稼ごうとも、例えば序盤で2部隊を倒し6キルを稼いだとしても、その価値は高順位にならなければ意味がない。11位で終わってしまったのなら6キルに意味はないのである。キル以上に順位が重要だという運営からのメッセージを強く感じる。

これこそバトルロイヤルが他のFPSのゲームと一線を画す理由であるべきだと自分は思う。どれだけキルを稼いだかではなく、最終的に誰が生き残ったかということが重要である。

もちろんキル無しにバトルロイヤルは語れない。戦闘をいかに展開するかということこそ、バトルロイヤルにおいて最も重要な要素のひとつであると言っても過言ではない。

しかしキルとは、やはり生存と展開のためのキルであるべきだ。キルそれ自体が目的ではなく、キルは自分が生き残り、状況を支配するために行われる手段でなければならない。

今シーズンのランクマッチの類を見ない難化は、いかにこのゲームをキル数でのみ捉えていた人間が多かったかを明らかにしている。今シーズンからはどれだけキルを稼いだかではなく、戦うべき相手をどれだけ適切に見分けられるかが重要となる。

何も考えずに漁夫の利を狙っていれば勝てるゲームではなくなった。そういう意味では今のゲームはやりやすい。何も考えずに戦闘を起こせば、現環境では四方八方からチャージライフルのレーザーが飛んでくる。だから自分の部隊がそうならないように、戦うべき部隊と場所を意識した行動を取れるようにする。