人生

やっていきましょう

1101日目

奇妙な感覚がある。apexは今話題の大人気なゲームということになっている。配信者も多く大会も盛り上がっている。しかし実際周りで楽しんでいるのは自分だけで、他の身内は既にapexとは異なるゲームを追っている。 twitchでapexの視聴者数を見たところ、apexは5万人程度であるのに対し、League of Legendsはその4倍の22万人、valorantは6倍の30万人であった。人気のサバイバルゲームであるrustは5.4万、同じバトルロイヤルであるFortniteは7万人である。あのパーティゲームであるfallguysにさえ6万人と視聴者数で負けている(しかし1680人のスマブラ、1万人のPUBGには勝っている)。 apexは確かに人気があるといえばそうだが、それほど勢いがあるわけではない。自分が先日、valorantのさいたまアリーナでの日本オフライン大会の配信を見て愕然としたのは、その集客数と盛り上がりである。スタジアムはほぼ満員で、自分が見た限り配信だけでも7万人以上が同時に試合を見ていた。数ヶ月前の世界大会でzeta divisionがベスト4となった試合では最大29万人が同時に配信を見ていた。apexの世界大会は公式配信では5万人を超えることもあるが、日本の配信では毎回1万人程度しか集まらない。 apexに代わるゲームが存在しないことは確かだ。未だにバトルロイヤルの覇権を握っている。しかしバトルロイヤルそれ自体が全体にとっては亜流のものであり、ゲーマー達にとっての関心の首位にはもはやないということがこれらの数字を見れば明らかになっている。 未だに自分がapexを続けているのは、ランクマッチの改変とバトルロイヤルというジャンルへの強い関心が維持されているからである。そうでなければ自分はapexをほとんどやらなくなっていただろう。apexが単に射撃の上手さを競い合うだけのゲームであったならば自分はここまでは続かなかった。そうした傾向はあるものの、生存を賭けて最後まで生き残るということに主眼が置かれているからこそ、そしてランクマッチが改変され、よりそのような傾向に特化するようになったからこそ、自分は未だに続けている。 それでも自分はapexに飽きを感じている。この2年間ブログの主な話題はapexだったが、流石にこれ以上は厳しいものがある。自分は何か別のゲームを求めている。しかし少なくとも自分にとってapexを超える魅力的なゲームが存在しないため、未だにapexを続ける他にない。 apexの凋落は、これまで散々valorantに冷笑的だった配信者がこぞってそちらに流れ始めた時に感じた。その時初めて、apexが終わりゆくコンテンツであることを自覚した。