人生

やっていきましょう

1115日目

apexの移動系レジェンド、及びリコン系レジェンドのいくつかが何のリスクもなくゲームを展開できる現状に不満がある。厳密には弱点らしきものは存在するが、弱点として機能していない。その筆頭がホライゾンとシア、次いでブラッドハウンド、レイス、パスファインダーである。

特に上記の2体については対策の仕様がない。ホライゾンは上空に浮かび上がり射線を上方に広げることができるレジェンドである。特にウルトが強力で、角に追い詰めた敵部隊にブラックホールを投げてその中にグレネードを投げ込まれると簡単に勝ててしまう。これらの代償として上昇中は狙われやすく、ブラックホールは破壊できるという弱点があるが、フルパーティでもなければフォーカスを合わせるのは難しい上、これらは明確な弱点といえるものではなく明らかに攻めた方が得という状況である。

しかしそれもシアに比べたらまだ可愛い方である。シアこそは今シーズンで最も壊れたレジェンドであり、即時調整が必要なレジェンドである。シアは隠密系索敵レジェンドであり、基本的にノーリスクで相手の居場所を特定できる。そのためソロハイドの難易度は極端に上がり、また相手に気づかれないように積極して攻撃を仕掛けることができる。またウルトが強力であり、ドームのようなものを展開して中で動いている敵の居場所を長時間ノーリスクで特定し続ける。

弱点といえばウルトを破壊されたら意味がないというものだが、屋外にショーケースを出されて中に攻め込まれたら基本的になす術がない。中で足音を立てないというのが唯一の攻略の鍵となるが、これにより移動を制限されるのはむしろこちら側であり、弱点が弱点として機能していない。またドームが目立ちすぎて漁夫の利を誘発しやすいという問題もあるが、攻められる側には関係ない。

レジェンドには長所と短所があるべきだと感じる。移動系は移動にリスクが伴って欲しい。リコン系には索敵にリスクが伴うべきである。攻撃系も同様である(唯一長所と短所を律儀に抱えているのは防衛系だが、むしろ短所の方が大きく使う人は少ない)。

例えばオクタンは移動速度の向上の代償として体力の減少、ジャンプパッドの爆音があり、クリプトはドローンによる広範囲かつ長時間に渡る索敵を可能にする反面、ドローン使用中は無防備になるというリスクがある。ジブラルタルにはドームシールドがある代わりにヒットボックスが大きく狙われやすく、ヴァルキリーは自由に飛べる代わりに燃料に制限がある。ランパートは籠城には強いが移動には弱いというデメリットがある。

ホライゾンやシアもこうあるべきだ。ホライゾンは上昇を減速するか、ウルトの中の敵を可視化するのを止める。あるいは設定をそのままにして、被ダメージを増やすデバフ(これまででいう「小柄」に相当するもの)を設けるべきだ。

シアはショーケースの発動中、自分だけ同じように敵に位置を表示させるか、もしくはドーム内の人間は敵味方関係なく互いに相手の位置を表示すれば良いと思う。そうすることで互いに一方的な戦闘ができなくなり、時間をかけている内に漁夫の利狙いが集まってくるというリスクが活きてくる。