人生

やっていきましょう

1124日目

昨日の問題についてもう一度考えた。apexにおいて意識すべきことは何か。

いついかなる状況においても、可能な限り自分を見失わないこと。敵から急襲された、味方が先にダウンを取られた、敵の居場所を見失った、突然1v1が起きた、こうした時にパニックを起こして反射的に行動するのではなく、一旦落ち着いて自分にできることを考えた方が良い。

なぜならば自分が負ける敗因は、ほとんど自分の混乱から生じるからだ。味方がダウンを取られた時、何も考えずに味方のところへ向かってはいけない。相手は自分の足音を聞いており、迎撃の用意ができているからだ。まず自分が味方をカバーできるかどうかをよく考え、無理ならば迷わず退く、可能であれば迷わず助けると意識しながら行動すると良い。

自分のプレイ以上に重要なものはない。たとえ味方が先に倒れようと、敵がどんな手を使って襲い掛かろうと、自分ができるだけのことはする。ゲームを反省する上で勝ち負けは重要ではなく、自分にできることができたかどうかだけを考えれば良い。

敵の居場所を見失ったときは、現時点での安全圏はどこからどこまでかを意識すると良い。クリアリングを行い安全であると判断できた場所は、少なくともしばらくの間は安全である。そこからどう展開するのかを考え、勝つために行動する必要がある。

戦闘の基本はすぐに味方のカバーに入れる位置で行動するということだ。この基準を守る限り、よほどのことでない限り敵を一時的に見失っても問題はない。問題は敵の居場所が分からず、自分だけが孤立しているという時だ。この時は索敵を一旦やめ、味方のところに戻るようにしたい。

敵と戦闘をする際にも注意すべきことがある。それは1マガジンで倒し切ろうとしないことだ。1マガジンで倒すということは一見短時間で敵を処理することができるという点で利点しかないように思われる。しかしそれは相手にとっても同じである。自分が撃っている間は敵からも体が見えている。そのため純粋なエイム精度の勝負になり、そうなると大抵の場合自分が負けることになる。

1マガジンで倒し切らないで良いと考えることが重要だ。戦闘で勝つ鉄則は、自分の被弾を可能な限り少なくして、相手のシールドを可能な限り減らすことだ。戦闘に勝つということはただ単に相手を倒すということではない。戦闘中にダメージ差を生み出し、相手の行動を制限し、自分の有利をもって勝つということである。そのために敵が銃口を向けたら1.2発の被弾で隠れるようにする。敵の注意が逸れている間に意表を突いた射撃を行う。

あるapexの配信者が言っていたが、戦闘においては常に選択肢を複数持っていることが重要だ。あるオブジェクトを遮蔽物として利用して戦っている時、どこにも逃げられない位置で戦っているとホライゾンのウルトにグレネードを数発投げられて確実に負ける。そのためもしそうなった場合、一旦退くことのできる場所が用意できているか、意識できているかどうかで状況は変わってくる。

あるいは敵と1v1をしている際、動き回らずに1点に留まり続けている方が確実に不利になる。なぜなら動き回る側は右に左、上に留まるといった選択肢を複数もっている一方で、留まり続ける側にはとどまること以外の選択肢を持っていないからだ。だから相手はとどまっている側にウルトやグレネードを投げれば良いだけのゲームになる。

そうでなく、自分が留まっていると見せかけて、自由に前進後退できるポジションを複数持っていたらどうか。敵はどの位置にグレネードを投げれば良いか分からなくなり、山を張るか適当に投げることしかできなくなる。複数の選択肢を相手に見せつけると相手はどこに自分がいるのか分からなくなる。そこで意表を突いた戦闘が起こしやすい。ダメージ有利を生み出すためには、まずは選択肢を複数用意することを意識したほうがいい。

自分を見失うと選択肢が1つしか見えなくなる。自分の行動を振り返ると、大抵自分は動かずにとどまっているか、敵にめがけて何も考えず突撃することが本当に多い。これでは負けて当然である。自分が負けないためにも、周囲の索敵をちゃんと行い、安全圏を確認できたら前進するということを戦略的に行う必要がある。

自分はクリアリングを習慣や惰性で行っている。何の為に行っているかさえ自覚できていない。クリアリングは安全圏を確認、確保するために行うのであり、確認できたら移動するということが重要だ。移動は場を展開し有利なゲームを作っていく上で欠かせない。ランパートであれ、とにかく移動を大事にしたい。

色々と書いてきたが、戦闘中は自分を見失わないことが何よりも大切だ。自分を捨てて味方のもとに走ったり、味方に合わせようとして射撃ができないといったことは真っ先に改善しなければならない。自分で考え自分で行動する。それが戦いに勝つための鉄則である。