人生

やっていきましょう

1161日目

三手先を読むことは大事とよく言われるが、その意味を段々と理解しつつある。自分の人生の大半は目の前の問題を対処することしかできていないが、そのために行動がワンテンポ遅れ失敗することが多々ある。

そうした時もし三手先を読むことができれば、自分の行動がワンテンポ遅れることがなくなり突発的なアクシデントにスムーズに対処できるようになる。特に他者と協力しなければならない状況では、このタイムラグの差は決定的なものになる。

apexを例に挙げたい。例えば突然自分とその味方が襲撃を受けた。この時自分がすることは何か。まず敵がどこにいるかを確認して、自分と敵の間の優劣を判断する。そして不利にいると感じたら迷わず逃げる。

確かにこれは急襲を受けた際の模範的な行動だ。しかしそこまで悠長に考えていられるほど敵は隙を与えてくれない。大抵は何かを考える暇もなくホライゾンのウルトにグレネードを投げ込まれ、シアのウルトを展開されて終わる。

もし仮に敵のやって来そうな位置が分かっていて、敵が見えた時には即座に移動できる準備ができていたら、自分たちは即刻逃げることもできるし、反対に相手を迎撃することもできる。襲われたから対処するではワンテンポ遅い。襲われる前に先手を打つことができてはじめて対処できると考えるべきだ。

現実の話に戻る。そもそも自分はなぜ他人が苦手なのか。いくつか理由はあるが、大抵は怒られるのが嫌だという点に尽きる。怒られることに対するトラウマがある(実際はそれほどではないのに、僅かな数例をもって過度に恐れている)。

しかし怒られるとしたらなぜ自分は怒られるのか。自分は怒られることを過度に恐れるあまり、他人の指示に完全についていこうとする。つまり、目の前の問題しか見えなくなっている。そうするとワンテンポ判断が遅れうまくいかなくなる。目の前しか見えていないので何がここで求められているか理解できずに失敗する。だから怒られる。

明らかに自分は他人に対して何でも合わせようとしすぎている。皮肉なことにそう思えば思うほど失敗する。そうではなく他人の一手先を読み、それに自分を合わせることが重要である。はじめてのことなら仕方ないが、何度も経験を積んでからは、目の前の問題だけではなく次に何が来るかを考えながら行動した方がいい。そうすれば、突然降りかかるアクシデントにも柔軟に対処できる。