人生

やっていきましょう

1186日目

Apexでまたストレスを溜めた。画面に向かって無意味な暴言を吐いている自分を後から振り返ると、自分は何をやっているのかと情けなくなる。

最近しばらく離れていたが、また離れたいと思う。楽しいというよりは苦痛にしか感じない。自分が長年やってきてうまくいかないのは、視野角をいじらない、ランパートに拘り過ぎる、感度を設定しない、毎日射撃訓練場に行かない、味方を前提にした動きをしすぎる、状況に受け身になるばかりで自分から場を動かそうとしない、などが挙げられる。そうした問題点が既に自分にあるにもかかわらず、味方が悪い、敵の当て感がおかしいなどと文句を言う。本当に愚かでしかない。

2年前、自分がFPSを始めるのが怖かった。人格が変わると言われていたからだ。まさにそうなった。自分はMGO2を中学の頃やっていたとき、そのことをよく理解していたはずだった。TPSでさえキレやすくなっていたからだ。ただMGO2はそこまで感情的にはならなかった。一度死んでも何度も復活できるからだ。

Apexは自分の人生の中で最も感情的になったゲームだった。特にランクマッチになると自分の感情は壊れた。カジュアルもストレスは貯まるがまだ許せた。失うものがないからだ。しかしランクマッチは、負け続けるとどこまでも失われていってしまう。バトルロイヤルも、アリーナも、負けるたびに自分は不条理に耐え切れなくなる。

ランクマッチは本当に1人でやるべきではない。それは難易度が高いというだけでなく、精神が持たなくなる。毎回協力的な味方であるとは限らない。考えを持っている人間ばかりとも限らない。自分の指示に従ってくれる人ばかりとは限らない。すべてが不確実だ。その中で自分は何度も死ぬ。死ぬ度にこんなはずではなかったと後悔する。

もしApexがソロのゲームだったら、ここまでストレスは感じなかったと思う。自分が負けたのは100%自分の立ち位置やエイムが悪かっただけだと言えるからだ。そこから試行錯誤を始め、戦略を学び、自己研鑽をすればいい。しかしApexはチームのゲームだ。他人が絡んでくる。そしてその他人にソロは大きく振り回される。そのために自分の本質的な問題、ここでどうすれば良かったか、その時何が足りなかったか、ということに意識が向きづらくなり、ただ味方が悪い、敵がおかしいと文句を言いがちになる。

自分はもうランクをやめてもいいのではないかと思う。もっと言えば、Apexだってやめてもいいのではないかと思う。Apexを離れて別のゲームを始めたとき、いかにそれがストレスフリーであるかということを実感できた。aoe2などは1つのキャンペーンを3時間かけて負けたとしても、Apexとは異質のくやしさしか残らないのである。

最近昔やっていたMMOをやった。ほとんどストレスがない。敵は簡単に倒せ、広範囲のスキルで簡単にレベルが上がる。虚しいといえば虚しいが、こうしたゲームもあるのだと改めて再確認した。Apexのように、極度のストレス状態下でしのぎを削るようなゲームばかりではないのだ。またそのゲームだけにこだわりつづける理由もないのだ。

今日限り引退とは言わないが、しばらく離れたいと思う。いつか自分にとってApexがどうでもいい存在になった時には、また再開したいと思う。