人生

やっていきましょう

1190日目

自分がApexをやめてしばらくが経とうとしているが、ここまで世界が広く、時間が尊いものだったのかということに驚いている。確かに不安を忘却する上でApexは最も有効な手段だったが、何年ものめり込んでいたことで自分は外の世界のことが何も見えていなかった。

例えば3年前は本を読んでいたように思う。今ではキングスキャニオンでどう立ち回るかだけが頭の中にあり、世界の文学について関心がなくなっていた。昔やっていたオンラインゲームもあったが、Pay to winの仕様に辟易して十年以上も狩りはやってこなかった。

自分はApexをやめたことで、今までやってこなかったあらゆることに挑戦するようになった。そうした生活を数日続けていると、Apexという存在が自分にとっていかに大きかったか、そして世界の中でApexという存在はいかに小さかったかということを自覚するようになった。何だか酒やたばこをやめた人間のような言い草だが、自分はとにかくApexに依存していたことが分かった。

ふとした時にApexをやっていないことを思い出す。もうそろそろ再開してもいいような気がしてならないが、当分やりたくないというのが本心である。以前も似たようなことが何度かあったが、ここまで嫌気が差したのは初めてである。再開はもう少し先になるだろうと思う。