人生

やっていきましょう

1225日目

ゲームの知り合いが出した謎解きに挑戦した。期限は3日ほどだったが難易度があまりにも高く、途中で解くのを断念してしまった。

解説を見た瞬間、これは自分には無理だろうという感想を抱いた。おそらく自分の考え方ではどうひねっても到達し得ないものだったという諦めがあった。しかしそれでも正答者は1人いて、自分の躓いた部分を突破した人間は複数いたらしい。どういう思考回路をしていれば解法にたどり着けるのかまったく想像がつかない。

今回の謎解きで気づきを得たが、自分は正答の根拠として不明瞭なものに対して断定的な結論を下し続け、論理を積み上げていくということがどうも苦手である。問題の解釈のあらゆる可能性を捨てきれず、思考が停止する。

例えば今回の問題でクロスワードが出題されたが、ヒントには絵とパネルが書かれているのみである。ここで自分は絵にnpcとmobの2種類に注目し、タテがnpc、ヨコがmob、あるいはその逆という仮説を最後まで捨てきれなかった(それが違うと気づけたのは、出題者からのヒントという確定的な情報に基づいてのことである)。

他にも似たような仮説を山ほど抱えており、いずれも確定的な根拠を見出せないために切り捨てることができなかった。ここが問題だと思う。行き詰まりに達した時、当初の仮説をしぶとく吟味するのではなく、思い切って別の仮説(たとえそれが間違っていたとしても)を立ててみることが重要であるように思う。