人生

やっていきましょう

1242日目

自殺を考えた時、自分はその可笑しさに笑いが込み上げてしまう。そもそも自殺を決行したところで自分に救いなどなく、それを分かっていながら死ぬというのは滑稽だ。

昨日書いたように、自分にはもはや生きる希望がない。だから自殺などという考えに翻弄されるのだが、これまでの自分の希死念慮の最も強い動機であった「他人に迷惑をかけたくない」「これ以上生き恥を晒したくない」という思いがほとんど失われた。

自殺するより他人に危害を加える方がまだ動機があるが、それらも陳腐な復讐心や嫉みから来るものであると思うと興醒めする。例えば自分がナイフを持って街に無差別殺人を決行したとして、それで何の満足を得るのか。彼らに傷害を負わせたところで、自分が理解され報われることはない。理解不能な犯罪者のレッテルを張られて終わりである。

現時点での考えを整理する。自殺はしない。犯罪は犯さない。基本は現状の倫理観を維持する。しかし他人の目と「普通」への期待という束縛によってこれまで踏み入れることができなかった空白に目を向ける。