人生

やっていきましょう

1268日目

自分は何も考えずに、こうすべきだとか、こうした方が良いということを言葉にする。あるいは何か別の信念があって、それを周りが支持しているのだから妥当に違いないと思うことがある。

文面にすればその馬鹿らしさを理解できるのだが、実際ここに書かれた通りのことが、自分の意識にのぼってくることなく行われる。多くは無知に始まり、自分の判断の及ぶ範囲が限定されていることに由来する。

この癖を早いうちに直さなければ大変なことになる。何も考えずに連想で解決してしまうのは危険だ。その正誤を慣れ親しんだものかどうかで判断してしまうからだ。

そのためにはまず物事を観察する必要がある。物事の構造が実際にどうなっているかを考える。何か問題点があるならば解決策を考え、それがなぜ有効か、実際にその策は有効だったかを考える。

こうした思考を経て習慣化した連想ならば、それは信用していい。だが大抵はそうではない。連想に頼らず、自分の頭でまずは考える必要がある。