人生

やっていきましょう

何のために創作をしているのか分からなくなった。7.8年前のゲームを未だに作り続ける意味とは何か。もう誰も期待していない、誰も存在に気づいていない、2次創作なので収益も期待できない、そんなものに時間をかける意味とは。

もはや他人に期待などしていない。承認欲求は求めていない。純粋に自分のためだけに、過去の自分と訣別するために、開発に取り組んでいる。悲しいことに自分には才能がない。作れば作るほど悲しくなる。すべてを投げ捨ててまったく別のことがしたくなる。

自分が10年近く前の問題を考え続けている間、世間はどんどん変わっていく。周りの知り合いも変わっていく。もう誰も、このゲームが開発中であることを知らない。

おそらく自分はやめていいのだろう。若気の至りで自信過剰だった人間が大作を作ると豪語して失敗した。よくある話だ。しかし自分は未だその開発を諦めていない。何年も同じ問題を考え続けている。

なぜか。それはこの創作に向き合っている時だけが自分が自分であると言えるからだ。創作は自尊感情の最後の砦だ。これだけが自分の存在を示している。もしこれが失われたら、自分には何もない。