人生

やっていきましょう

MBTIではINTP、エニアグラムは541(5w6)。毎回そうなる。この傾向は一貫している。

ネットの診断だから話半分には捉えるとして、自分はどういう人間なのかを知る手がかりになる。大抵この種の人間は社会不適合者になる。

intpは内向-直観-思考-知覚を内包するタイプで、内面重視、解釈優先、合理性に基づくが、答えが未確定のままであることが多い。要するに自分の頭の中に籠って無数の解釈に翻弄されながらひたすら思考を回しているオタクである。失敗を恐れ決断ができないから役にもたたない。

エニアグラムの5w6は自身の力を発揮して問題を解決したいという欲求が強いようだ。その意味で社会の求める人材像には適っている。しかし裏を返せば無能であること、そうと見られることを過度に恐れているということであり、事実自分が無能だと明らかになった今自身の尊厳は完全に失われているといえる。

541が示すのは、自分が他者を拒絶して頭の中に引きこもっている人間であるということだ。「典型的な孤立主義者」で象牙の塔に籠っているとのこと。何となくINTJの面影が見えるが、おそらく自分は挫折したINTJであり、鼻を折られて先を模索するしか出来なくなった無能だろう。

これらをざっと見たところ、自分が絶望しているのは自分が無能であるという点と、自分が社会から見て異常者であるという点が分かってきた。とはいえ異常者であることが強力なアイデンティティであるというよりは、自分の迎合の努力に反してなぜかそうなってしまった側の人間であり、多数派の価値観に迎合できないことの逆恨みから冷笑に走り、彼らの没個性にうんざりしていると言った方が正しい。

だが自分の効力が集団内で発揮され、他者が歓迎し自己有能感が回復されれば案外コロッと輪の中に入ってしまうほどには単純であり、信念に基づいて孤立している人間というよりは、無能・異常者であることへの諦めから不本意にも孤立しているような偽物である。自分は決してそれを認めたがらないが、だったら自分がボスの野良募を企画して運営まで導いたときの感情の変化を見るがいい。

この強烈な孤立主義の源泉は自己無能感によって湧き立つ激しいコンプレックスであり、それが他責にも妄想への逃避でもなく内面的な思考に向かってしまったのが自分である。その自己無能感は、小さい頃から他人の都合に合わせてきたことで養われなかった「自分への信頼」に対する絶望から来ており、思考で自分を埋め尽くすことで失った自分を取り戻そうとしているかのようだ。しかし穴は一向に塞がらず、この過剰な自己言及に対する他者の評価は警戒的であり余計に孤立する。