葬儀からしばらく経ってようやく自分の考えに注目することができるようになった。それまで何をしても従兄弟に申し訳ないという気持ちで生きてきて、何を考えても上の空だった。 それは喪失感や悲しみといった感情的な問題ではない。何を考えても身近な人間の…
我慢をすれば状況が好転するという刷り込みがあまりに強すぎるために、状況を打開し自ら道を切り開くという考えには至らない。受け身の果てに報われるとどこかで期待してしまっている。 自分がどれほど苦しみ、どれほど悩み、その結果挫折し前進を恐れるよう…
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