人生

やっていきましょう

585日目

開発メモを紛失した。pc上にメモを書いていたような気がしたが、気が付かないうちに記録を保存し忘れたか、終わったものとして削除してしまった。メモの内容はイベントの再利用を論理的に矛盾が生じないようにまとめたもので、丁度1か月ほど前にブログに書いた記憶がある。

既に1か月経ったという事実に驚きを隠せない。そのときの記憶がほとんど飛んでしまっている。どうにか自分の中で情報を思い出すため、556日目のブログの記事を引っ張り出すことにした。

ブログを一読して何が書いてあるかさっぱりわからなかった。ゲームの内容をぼかすために敢えて抽象的な表現で書かれている。じっくり読んで意味を確認したがよくわからなかった。

そこで557日目の記事に着目した。557日目の記事は抽象的であるけれども話の要点が端的にまとめてあり、読んでいてわかりやすかった。

基本的にC分岐は①→②→③→④というルートを想定しているが、自由な探索によっては②や③から始めることもできる。またB分岐を経てクリアした後に、C分岐のイベントをこなすこともできる。これを実現するためには、①→②→③→④以外の3つのケース(②→③→④、③→④、クリア後にC分岐)に突入した場合、1つのチャートを分解し、それぞれ別のイベントに置き換えて各々で完結させるように設定する。ただし、③に関しては4章に突入した時点でプレーをできなくする。

正直どうすればこのような考えが思いつくのか想像がつかなかった。今の自分からすれば到底思いつかないものだった。読んでいて思い出してきたが、①→②→③→④以外の3つのケースのうち、クリア前の②→③→④と③→④は既に開発を済ませてあったのだった。自分がやり残していたのはBを経た上での2章クリア後に、3章に行かずC分岐を回収した場合であり、この部分を集中的に考えていくことにした。

つぎにクリア後の扱いについて考える。元々A→CというルートはDというゴールを目指すものであった。しかしBを経由して既にDに到達していた場合、Dを目指すという目的そのものが消失する。

 このため、①で男がDに向かうための鍵を主人公に与えるという動機そのものが成立しなくなるので、①では②への簡単な誘導、②では戦闘後に自己完結、③では戦闘後にアイテムPの代わりに鍵がもらえ、そのままCルート側から門が開けられる「だけ」で終わらせる。つまり、クリア後では①→②と独立した③だけが残り、④は消失する。

 つまり、自分がするべきことは、(i)変数による条件分岐を用いて今がクリア後であるかどうかの判定を行う、(ii)その場合①のNPCは、②の場所に敵がいるという情報を与えるのみにとどまる、(iii)②は{③→④}時のルートを用いる、(iv)③はアイテムPの代わりに鍵を落とすようにする、(v)そしてクリア後かつ4章で③の敵と遭遇した場合、2章の③の敵とは遭遇しないよう設定する、という5点である。

ここまで書いて、自分がpc上のメモ帳ではなく紙のメモに書き記したことを思い出した。ただそれだけ見てもよくわからず、557日目の記事が最もまとめられていたと感じた。この日の記録がなければ自分はもう一度はじめから点検しなければならなかったので助かった。おそらく自分が記録をつけてから初めて記録に救われた気がする。

しかしここまで複雑な情報を途中で投げ出し、1か月も放置していたことはかなりの不注意だと思う。おそらくクリア後という部分が問題で、そのまま1.2日で2章終盤を完成させるつもりが、年を跨いでも完成しなかったことが原因だ。終盤が完成しなかったので、クリア後の判定を行う変数を設定することができなかった。

当時は複雑な設定をすべて生かそうとして袋小路に入り込んでいた。そのストレスでKenshiやApexに逃げていた。それでようやく取り組み始めたのが1か月後だった。

とにかくこの5点の完成を急ぐ。できれば今日か明日のうちに完成させる。今までの調子ではなく緊急の最優先事項として、自分が忘れないうちに完成させる。