人生

やっていく

1005日目

ネットカフェに一泊した。初めてという訳ではないが、久々に宿泊目的で利用したので少し緊張した。店員さんの対応がとても良く、すぐに緊張はほぐれてしまった。

居心地については問題なかった。夜間のいびきやくしゃみが気になったものの、PCとヘッドホンがあったのであまり神経に触らなかった(途中隣の人間が屁をこいたような音がしたが聞き間違いだと思う)。また机と蛍光灯が完備されており、少しの間勉強に打ち込むことができた(わざわざネットカフェでやるものでもないだろうが)。

ところでネットカフェで一番期待を寄せていたのはPC版のApexだ。ゲーミングPCにゲーミングチェア、広い机に入力しやすいキーボード、とPC版Apexをプレーする環境がすべて揃っている。わざわざネットカフェでやることでもないかもしれないが、コントローラーをずっと前に修理に出してから禁断症状が出ていたので、丁度いい息抜きになると思った。

Steamアカウントは持っていたので、早速Apexをダウンロードしてゲームを始めることにした。プレーする前はApexに3000時間もかけたのだから初心者サーバーでダブハン爪痕、ランクもたちまち疾走してプラチナまでは余裕だろうと高を括っていた。

しかし初めての試合でその期待は見事に崩れ去る。まったく弾に当たらず、まったく弾をよけられず、ウィングマンどころかR301まで敵にほとんど当たらなかった。唯一の救いは、敵もまたはじめたばかりの下手な人間がほとんどであるということだが、頻繁にレベル不相応のサブアカウントに遭遇し一方的に倒され続けた。自分はそれでやめたくなった(自分でさえ辛くなったのだから本当の初心者はもっと辛いだろう)。

しかし今回の一件で、自分がここまでできない人間だったということに心底驚いた。初めはダブハンを取る勢いだったが、自分の適性は明らかにブロンズだった。いかにPADのオートエイムが優秀かがよく分かった。リコイル制御をほとんど意識しないで済んでいたのはゲームが照準を合わせてくれていたおかげだった。

ところで基本的に下手な人間しかいないブロンズで遊んだことで、自分は下手でも楽しんで良いのだという古い感情を思い出した。殺伐としたプラチナダイヤ帯のRPの上下に感情を乱され続けていた頃と比べて、成績は良くないが今の方がずっと楽しいと感じる。

改めて普段からマウスで戦っている人間の凄さを実感した。そしてまさに自分が初心者になったことで彼らが理解できる存在になり、以前に比べて初心者に寛容になった。おそらくコントローラーの修理が終わってApexができるようになってもその気持ちは変わらないだろう。