人生

やっていきましょう

837日目

最近キルが稼げるようになってきた。これまでカジュアルでさえ1.2キルがせいぜいだったところを、今では6キル7キルが普通に出るようになってきている。10キル以上超えることも増え、今日初めてトリプルトリプル(3部隊全員を自分一人で全滅させる)を手に入れた。無意識のうちに何か致命的な問題が解決されたようだ。

自分のこれまでの行動の何が悪かったかを考えたところ、以下の3点に致命的な問題があったことが分かった。

まず第一に被ダメージを抑えていないということだ。自分が攻撃を仕掛ける際、あるいは攻撃を受けたり、リロードや回復を行う際、自分は遮蔽物に隠れるということを意識してこなかった。敵と戦っているとき顔を出し過ぎるというのが自分の最大の問題であるように思った。この点が最近では改善され、単純に死ななくなったというのが大きい。

次に相手の動きを常に観察していないということだ。これまで自分は戦闘になると一刻も早くキルしようということしか頭に無かった。敵と戦う時が最も緊張し不安になるので、とにかく早く終わらせようとしていた。その結果相手の現在地を把握しないまま敵陣に突撃したり、また味方がダウンすると一目散にカバーに回ろうとしたりして負けるということが多かった。

敵と戦っているときは基本的に観察に徹することが重要であると最近の自分は分かってきた。敵の場所はどこか、どの敵を狙えば勝てそうか、1on1になったとき、どのような動きをすれば敵の裏を突くことができるか、ということを冷静に考えられるようになると、かつての自分のように戦闘でパニックになっている人間をあっさり倒すことができる。

このとき注意しておかなければならないのは、単に観察を思考に映すということばかりでなく、戦闘中に常に敵の動きを捕捉し続けることもまた重要であるということだ。常に相手の動きを目や耳で追うことで、敵の動きが予測しやすくなり、不意の攻撃に対処できるようになり、優位な状況から銃を命中させることができるようになる。

またこれらのことを意識したことにより、自分は味方がダウンされてもすぐに助けに行かず、一旦落ち着いて観察することができるようになった。味方のダウンは致命的とも取れるが、ダウンした周辺に敵がいるということが分かるため、戦略を練り裏をかくチャンスにもなり得る。とにかくどんなに不利な状況であれ冷静さを保ち考え続けるということが重要であるように思う。

最後に自分主体の動きをしていないということである。前回の記録にも書いたが、今までの自分は自ら何をすべきか考え根拠を持って行動するということができなかった。その結果味方がカバーをくれないから負けたと憤ることが多かった。確かに味方のカバーがあれば十分勝てただろうと思うが、それ以上にそもそも自分が味方のカバーを前提としたハイリスクなプレーを行っていたということにも問題がある。その時勝手に焦ってダウンを取られたのは自分である。

思うに自分は過剰適応しすぎるのだと思う。味方にすべて動きを合わせなければと思いすぎるあまり、敵よりも味方を見続けて全体の状況が把握できず、視野狭窄に陥りあっさりとやられてしまう。味方に適応しようとしすぎた結果負けたことにより、味方に対して怒りを覚えることになる。

だがそもそもそれが間違っているのである。味方は自分のすべてを知る全知全能の存在ではない。チームならまだしも、野良で戦っている以上連携はほとんど取れないと思った方が良い。仮に取れたとしても連携に依存しているという点で味方に期待しているのであり、それはつまり常に受け身であるということを意味する。

受け身、というのが自分の大きな敗因のひとつであるということは疑いようがない。自己の行動に主体性がないと、変化がめまぐるしい状況に対してただ目の前の問題を処理することしかできなくなる。そうなると気づいたら自分は不利な状況に置かれているということになり、どうしても負けやすくなってしまう。自分が勝つためには自分に有利な状況を自分で展開するということが重要である。そのことに気づかせてくれたのはカジュアルのソロプレーであり、やはりソロは継続して行うべきものだと分かった。

被ダメージを限りなく0に近づけること、周囲をよく観察すること、ソロのつもりで主体的に戦闘を展開していくことの3つが、自分の欠点を改善させた3つの要因だ。エイム自体はこれまでとあまり変わっていないことから、総括すれば自分の立ち回りに問題があったということになる。

このことに気づけたのは偶然であり、いずれ時が経てばまた忘れてしまうだろうと思う。だから何度でもこのことを繰り返し強調していく必要がある。特にこれらの訓練に最適なソロカジュアルは何度でもプレーすることを自分に奨励したい。