人生

やっていきましょう

強化システムの動作方針は定まった。しかしここでひとつ問題があることに気づいた。こうした強化システムをユーザー側は直感的に理解して楽しむことができるだろうか?これはユーザー側の能力を低く見積もっているわけではない。自分がいちプレイヤーとして同じシステムを利用したときに、数値やら名前やらがゴチャゴチャしていたらそれだけで理解する気も遊ぶ気もなくなる。またせっかく強化に成功したのに演出が成功の文字だけだったら味気なく感じる。演出とは何もストーリーやセリフばかりではない。要するに自分はユーザーインターフェースという概念を意識しなければならなくなった。

この方面の問題を今まで考えてこなかった。自分の開発力不足ということでこれまでのイベントはすべて文字ベースで行ってきた。ピクチャは簡易的な利用にとどめ、演出も手抜きであったことは否定できない。そうした雑さをこのゲームの基本的な演出にしようと考えていた(自分がこのゲームをクソゲーだと評する理由はそこにある)。

だが雑さを演出するにしろ、何か雑さを楽しめるような演出をひと癖入れた方がいいと考えた。あまり高度な演出は要らないが、本当に味気ないものではなく僅かにでも面白くできる演出はできないだろうか。今日はずっとそれについて考えていたが何も思いつかなかった。

とりあえず文字ベースで開発を進めることにする。それらの機能が完全に出来上がってから、演出のために色々修正すればいい。最悪それが無理でも文字ベースのままで成立する。