■

一度第四章の展開のすべてを紙に書き出した。一部を除き、初めから終わりまでの展開全体をこれで確定することができた。

一番の功績は、今まで蒔いてきた伏線をどう扱うかという問題に対してある程度の明確な答えが出たということだ。糸が絡まったように錯綜していてすべてに収拾がつかないでいたが、今回初めてすべてがきれいにまとまった。ほとんど奇跡に近い。

頭から書き始めたことで、もともと適当に配置していた伏線をどのタイミングで敷き、どのタイミングで回収するかを考えることができた。また何が行き詰まりの原因であるかを特定し、ひとつひとつ丁寧に解決策を見い出していった。

満点とは言いがたいが、結構良い感じにまとまったのではないかと思う。ただ唯一、ひとつの伏線の扱いについて答えが出せなかった。この伏線なしにストーリーが完成してしまったからである。しかしどこかでこの説明がないことには物語が成立しない。後日改めて考えようと思う。

ようやく開発に戻る決心がついた。しかし次のことを優先して行うことにする。まず自由行動時のクエストの開発を後回しにする。次に今日の整理に基づいて、一度第四章の展開を頭から修正する。おそらく序盤は完成されているので部分的な修正になる。これらを経た上で、第四章のラストダンジョン手前まで一気に完成させる。