人生

やっていきましょう

828日目

ふと真夜中にストーリーを根本から見直す重要なアイデアを思いつき、飛び起きて可能な限りその部分を修正した。

具体的には第二章と第三章の繋ぎ部分であり、主人公に第三章以降の目的を与える重要なシーンである。

自分は以前この部分を第三章の繋ぎとしか捉えておらず、何となく本筋と関係ありそうな事件が起こったようなので主人公が向かう、というだけの演出をしていた。しかしそこに向かう動機づけとしてはあまりに弱く、ゲームのストーリーとして説得力がなかった。

自分が新たに追加した案は、ここに第三章以降のストーリーを見据えたゴールを提示することである。第二章で得たヒントが敵の本陣に近づく重要な手がかりとなることが判明するが、その部分には未だ謎が多く分かっていることが少ないので、まずはそのヒントを頼りに次の街にいる知り合いに当たろう、という内容である。

この修正案のポイントは、プレイヤーにゲームがより核心に向かって進んでいるということを実感させられるという点と、第三章以降のストーリーの方向性が明確になるという点だ。

特に後者の部分について、これまで少し脇道に逸れたような展開の第三章をどうメインストーリーと繋げるかという課題に悩んでいたが、この修正案を採用することにより、どのような手がかりを与えれば良いのかが明確になった。

また以前作った第四章は更にメインストーリーとは関係のない話になっていたが、第四章の場所に行く理由というのも実はこの段階で明らかになっているため、ストーリーが綺麗に繋がった。そこから必然的に第五章の繋ぎをどうすべきかが見えてくる。

一度修正した部分を見直したが明らかに前のシーンより良くなった。苦し紛れに何か目的をこじつけようとするだけのシーンから、ストーリーの展開に説得力のある重要なシーンへと変わった。幸運にもその部分を修正したことにより矛盾が発生することはなく、その後のストーリーを大幅に修正する必要はなかった。

自分の中で方向性が一気に鮮明になってきたので、アイデアが尽きないうちにできるところまで完成させたいと思う。まずは第三章を完成させることに総力をあげる。