人生

やっていきましょう

139日目

自分に得意なことがあるからといって、それが別のことにおいても当てはまるとは限らない。反対に苦手なことがあるからといって、それが別のことにおいても当てはまるとは限らない。

自分自身、得意なことについてはその存在すら否定し、最新の注意を払うくせに、苦手なことについてはそのすべてを肯定し、それゆえあらゆることについても当然苦手であろうと思う癖がある。自分の能力に対して負のバイアスがかかっている。

自己効力感の無さの正体がこれだ。自分は何もできないと思うのは、まさしくそう思いやすくなっていた自分に原因がある。できることとできないことを気分と雑な印象で片付けるのではなく、できるかできないかの判断基準を自分自身で定義づけ、適切な自己評価を与えていくことが重要だろう。

自分の中では、自己肯定が絶対的な悪であり、自己否定が善であるという刷り込みがかなり強い。自分の中でそれが「1+1=2」と同じものになっている。この絶対的基準を修正し、適切な評価という新しい基準を設けるにはどうしたらいいか。項目を設けて点数でチェックし、得点を数値化するというのが一番だとは思うが、今の自分にそこまでできる自信はない。自分は数字に弱い。自分は数字を扱うには、あまりに自分の認識を優先しすぎる。

考えても分からない。自分がどうしたいのか、どうなりたいのかが分かればすぐ見えてくる。しかしそれすら自分にはない。

最近自分は欲が無くなってきた。何かを得ることがひどく虚しくなってきている。完全にそうではないのだが、そうなりつつある。だから何かになりたいにも、何かを得たいにも思わなくなっている。そうなることに対する危機感だけはある。死の恐怖に近い危機感だ。それに屈したら、自分はもう生きてはいられないだろうと思う。その抵抗の狭間に、自分は今生きている。

とりあえず今は自分が求めていることをそのまま肯定する。傍から見たらバカげているとか、誰かに笑われるとか、そういう負のフィルターを一切外し、純粋に今自分が求めているものを見つける。そしてそれを受け入れる。