人生

やっていきましょう

234日目

今日は1日中ピストンコラージュをいじっていた。作曲知識はないが音を鳴らすだけでも面白いと感じていた。GB Studioに関係なく、こうした作曲自体を楽しんでもいいと思った。今後も定期的に音楽を作っていけたらと思う。

何となく音を組み合わせていたら日が暮れた。他のことをやる予定だったが急遽変更した。今日は新しいことに挑戦していた。今まで旋律を1つだけ作っていたが、今回は3つ作ることにした。3つの異なる旋律を音もリズムも合わせるのは難しいと思ったが、最低限聞ける音にはなった。

いくつかの簡単な音楽(ここではゲームボーイのBGMなど)を観察すると、ある規則に気付く。大抵が音の単純なパターンの繰り返しなのだ。短い周期と長い周期で繰り返し音やリズムを回していって、それらの相互作用で音に奥行きが生まれている。

これはゲーム音楽に限らず、自分に身近な音楽はほとんどそうであるように思う。紅白歌合戦で流れる演歌やミュージックステーションで歌われるアイドルの音楽もそうだし、よく耳にする童謡や民謡、何らかのアニメや映画の主題歌などもそうであるように思う(例外としてそうした構造的なリズムから逸脱した音楽も存在する。たとえばジャズやアンビエントなどはリズムの繰り返しを感じさせない。またクラシック音楽の中には現代の歌謡曲に感じられる、同じ構造の反復がない曲が多いように感じる)

おそらくこうした構造には専門的な名前がついているのだろうが、自分は何も知らない。だがともかくリズムや音の反復が簡単な作曲の要であることは間違いないように思う。極論を言えば、リズムや音を反復させていれば「それっぽい音楽」にはなるということだ。

そういうわけで今回はそうしたリズムや音の反復を意識して曲をつくってみる。

完成した。以前の曲に比べて更に音楽らしくなった。

作曲で意識したことは音の入り方だ。はじめ1つの音の繰り返しから入り、徐々に別の音の繰り返しを加えていく。それですべてなくなって振り出しに戻ってリピート(この構造は市販の音楽によくあるありふれた構造だ)。

またリズムも早いリズムと遅いリズムを入れた。速いリズムは高音で遅いリズムは低音にした。この差がおもしろそうだと思ったので意識した。あとは気分で作った。

3つの旋律を一度にまとめる上で心配だったのは音がごちゃごちゃしないかだった。もうひとつドラムを入れようかと思ったが、入れたらバランスが悪くなったので全部消した。また旋律も「くさみ」が出る部分は極力削除した。

「くさみ」について自分が思うのは、その旋律単独では成立しているのに、複数の旋律になるとその旋律が下手に目立ってしまい「わざとらしさ」を感じさせるといったようなものだ(単独自体でもわざとらしさを感じる場合もある)。自分が何も考えず作った際にもそういう旋律が何度か生まれたので処分した。この点が最も苦労する。調和するような音作りは難しい。

少し音楽に触れ過ぎた。明日はGB Studioに戻ろうと思う。開発の計画について簡単にまとめる。