人生

やっていきましょう

1055日目

apexシーズン13はこれまで以上に困難なものになると確信した。今シーズンのランクシステムは絶望的である。

新しいランクシステムは次のようなものになる。キルポイント上限の廃止、キル数に応じて減退するキルポイント、エントリーポイントの増加、順位に応じて貰えるキルポイント量の上位偏重。

簡単に言えば、各ランクでのエントリーポイントが大幅に増えたことでこれまで以上にポイントを稼がなければならなくなったが、14位以下で貰えるキルポイントはたったの1しかないため、沢山キルを稼いでも序盤で倒されるようなチームはRPを絶対に盛れなくなった。キルポイントが無制限とはいえ、キル数を重ねるごとに貰えるキルポイントは少なくなるので、上限無制限の意味はほとんどない。

これまではキル数を稼げていれば簡単にマイナスを減らせていたが、これからはキル以上に順位を優先しなければならなくなった。しかし前シーズンのようにキルをまったく起こさなくても盛れるというわけではなく、ランクごとに要求されるRPが増えたことで、ランク上位になればなるほど、どこかでキルを起こしていかなければならなくなった。

こう考えるとキルを取ることがかなりのリスクであるように思えるが、新しいランクシステムではキルアシストの適用時間が延長され、アシストを入れなくても味方のキルポイントの50%は無条件で入るようになった。そのためキルポイント自体は盛りやすくなっているが、上記の通り低順位ではキルの旨みがない。

このように今シーズンのランクマッチはキル偏重や順位偏重で盛れるゲームではなくなり、手堅くキルを取りつつ手堅く順位を伸ばすことがより重要なゲームになった。退くべきときは退く、詰めるべきときは詰める、移動すべきときは移動する。それらを理解していなければシルバーでも停滞する。

したがってこれまで以上にチームワークが重要になってくる。チームがバラバラであれば刻々と変化する環境に適応できず簡単に下位に落とされる。これが自分が絶望した理由である。今シーズンのランクシステムは明らかに野良に不利である。手堅く安定した動きをすることが必須とも言える環境の中で、不確実要素の大きい野良を選択することはリスクである。事実、自分はシルバーで停滞している。

しかし不思議と苦しくはない。まだ低ランク帯で消費RPが少ないというのもあるが、周りにも同じ条件の不利が強いられているからである。前シーズンのダイヤは今シーズンのゴールドやプラチナで停滞するだろうと言われている。ダイヤには相当強くなければ上がれない。

そう考えると、ランクにこだわらず自分のできるところまでやれば良いと思えてくる。ダイヤを目指そうとするならば絶望的だが、自分のプレーを見直すという意味では良かったのかもしれない。