人生

やっていきましょう

1241日目

自分が暴力に走らず、犯罪を犯さず、自殺をしない理由がない。巷で報道されている犯罪者と同様、自分には失うものがない。他者に対する期待はほとんど残っていない。

奇妙なことだが、自分の正気を保っているのは自分自身ではなく自分の鎖である。自分の中では既に正気を失って電車に飛び込む勢いだが、理性の力でそれを防いでいる。

倫理、規範が自分を無目的に生かしている。死んではならない、人に迷惑をかけてはならない、不当であってはならない。これらの存在が自分の逸脱を防いでいる。

ただ最近、この規範が揺らぐ出来事があった。これにより、自分がこの倫理に従っていた動機、すなわち「普通の人間を目指す」という幼少以来の最後の期待が消えた。「普通」というコミュニティが存在し、今はそこには到達できないが、いずれ回帰できるという妄想が崩れた。

自分は元々異常者であり、「普通」の人間たちの世界では生きていけないのである。そのことにようやく諦めがついた。

それで自分は今、完全な孤立状態にある。だが自分は何か吹っ切れた感じがする。今まで自分は「普通」になろうとして歪んだ考えを持つようになっていた。例えば誰かに嫌われたくないという思いから自分の意見を言わず、また他人の興味に無理に合わせていた。以前ほどではないが、最近も似たような感じだった。パニックになるのも、自分が他人に誤解されたくない、失望させたくないという焦りから生まれていた。

しかし今、自分は完全に他人に配慮する動機がない。他人を殺すこともできれば、生かすこともできる。期待がないので今すぐ自殺することもできる。

すべては振り出しに戻った。自分は完全に孤立したが、言い換えればすべては自分次第の状態にある。この精神状態が長引くのは危険だが、もはや自分には他人は関係ない。何をすべきか自分で決められる。

だが自分は自らに忠告する。自分の自由とは意思の自由であり、そこから導き出した行為には必ず結果が伴う。現実と頭の中を乖離させてはならない。そのことをよく考えた上で自由に行動せよ。