人生

やっていきましょう

久々に創作をしたらアイデアがきれいにまとまった。先週何日もかけてあれこれ考えたものよりも、たった1日のアイデア(というより整理)が長期にわたる袋小路を解決に導いた。

要は展開をシンプルにした。これまで自分はこのシーンに伏線を盛り込みすぎていた。それをやめた。章全体に跨るメインストーリーについて言及するのをやめ、このシーンでは単純に重要人物の第一印象を印象づけるだけにとどめた(終盤に直接話す機会があり、自分がやろうとしていたことはそこで言及する)。

展開をシンプルにしたことで、自分がこのシーンで描きたいことがダイレクトに演出できた。そしてその展開が次のシーンへと自然に繋がった。良い走り出しだ。

高尾山に行き、皇居に行き、富士山に行き、とにかく創作のことを忘れて何かに没頭したのが良かった。頭の中が完全にリフレッシュされた。

これから次のシーン(去年に作った場面)を改善するが、作る前から上手くいくイメージができている。これまで修正を繰り返して積み上げてきたストーリーは、明確な根拠を持って動き出している。次のシーンは修正前の段階では単なる独立したイメージのスケッチに過ぎなかったが、今回メモに考えている修正案は小さな伏線を回収するシーンとなった。注意したいのはこのシーンに色々と詰め込みすぎないことで、ここで明らかにすべき伏線の回収と、今後のストーリーが向かうべき方向を示す新たな謎を用意することだけを考える必要がある。だがそれさえ上手くいけば、これ以上難しく考える必要はない。

ただ不安もある。これからのストーリー、伏線、それらの回収をどのように行うべきかまだ何も考えていない。メモは大体完成しているがまだ確定的ではない。

先のことはまだ考えない。今はただやるべきことをやる。