人生

やっていきましょう

94日目

今日は公式問題集を時間を解いた。今まで復習に使っていた方の問題だ。時間を計って本番通り解いた。とはいえ今まで散々復習してきた方だったから、どんな問題が出るかは分かっていた。

リスニングは93点、リーディングは95点だった。完答してから5分余った。これが本番なら申し分ない出来だ。しかしこれが本来の実力ではないことは分かっている。無意識にどの部分に根拠があるか当たりをつけ答えを出していた。だから多少誤魔化して解答していた点もある。

リーディングで一度眩暈がした。part7に入る時、時間は最後の方から解き始めた。いつもトリプルパッセージ問題を解き終わる前に時間切れになってしまうからだ。そこで後ろから解き始めたのだが、突然何も分からなくなり頭が真っ白になった。文章を読んでも全く頭に入ってこなかった。時間がない、時間がない、時間がないと頭の中で叫んでいた。そこでかなり時間を失った。どうにか意識を集中させ息を整えたが、これが本番だったら大変なことになっていただろう。

時間を計るのと計らないのとでは全く異なる。時間が刻一刻と失われていくことの恐怖が、今やるべきことを曇らせる。そして何もできずに終わってしまう。何かできたはずのことも、失われていく時間への恐怖に奪われてしまう。思えば自分の人生もこうだった。限られた時間の中で何かを成し遂げるということができなかった。失われる時間、機会、能力、その恐怖で頭がいっぱいだった。自分は何もできずに人生を終えるという恐怖が、逆に自分の可能性を阻害した。

この時自分ができることは今目の前のことに取り組むということだけだ。そのための言い訳は自己啓発という油田から無数に湧き出てくる。ベストを尽くせ。ただやれ。ベストでなくてもベターでいい。たかがテストだ、パニックになる価値はない。失敗したらまたやり直せばいい。

腐るほど聞いた。どれも自分に語るのは一緒、平常心を保ち目の前の課題に集中しろということだ。

どうすればいいだろうか。時間が定められているなら、どうにか時間通りに終わるよう逆算するしかない。逆算していつでも再現できるようにすることが重要だ。予想外のケースを極力排除する。そのために時間管理をはっきりさせる。

今日は問題を本番と同じ条件で解いた。時間に関して言えばリスニングは問題ない。集中力を切らさずひたすら解くだけだ。リーディングは少し検討が要る。part5とpart6は15分かかった。しかし本番はより不安定だと考えると20分は見積もっておいた方がいい。part7は55分かかる計算になる。しかしシングルパッセージとダブル、トリプルパッセージ問題は別々のパートであると考えた方がいい。シングルは25分、ダブルは10分、トリプルは20分だ。それぞれ設問1つにつき1分である。それを意識する。

今回の解答時は問題なかったが、本番は時間により厳密であるべきだと思う。いつも分かりそうで分からない問題に直面すると惜しくなって解いてしまう。そして時間をドブに捨て間に合わなくなる。分からない問題を捨てる練習をするべきだ。練習は練習だ。もっと大胆に放棄しても良いのではないか。

問題の解決について少し混乱している。一度情報を整理してひとつの文章にまとめる必要があるように思う。それらを整理した上で、時間を計って2つ目の問題を解いてみたいと思う。